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Re: SA2006-017



佐藤@東京理科大学です。

 # 職が変わってから、ようやく少しずつ
 # 時間がとれるようになってきました。

kano@na.rim.or.jp (OKANO Takayoshi) wrote
  in <200606170539.OAA64735@shell.rim.or.jp>:

ka> In message <20060617.140837.27957258.taca@back-street.net>
ka>   Takahiro Kambe <taca@back-street.net> writes:
ka> > 元の、
ka> >
ka> > 	NetBSD-SA2006-017 - Sendmail malformed multipart MIME messages
ka> >
ka> > にしても、英文として成り立ってるのでしょうか?
ka>
ka> それを言うと、これまでの SA もアレなのがあったような気がするです。

 これは文としての完全な構造になっていませんが、
 見出しに良く使われる表現です。名詞(句)が 2 つ並んでいるだけですね。

ka> 訳では、patches-*.html の
ka> 「〜に関する記述と解決策は、」
ka> が、いちおう文っぽくなるようにしていたつもりですが。
ka>
ka> - sendmail と特殊な細工を施されたマルチパート MIME メッセージ
ka> ぐらいにしちゃいますか?

 文法的に正しい表現にするなら

 a problem of sendmail caused by malformed multipart MIME messages

 なので、今まで出た案では

ka> - 特殊な細工を施したマルチパート MIME メッセージに対する sendmail の脆弱性
ta>     特殊な細工を施されたマルチパート MIME メッセージによるsendmailの脆弱性
ta>     特殊な細工を施されたマルチパート MIME メッセージによるsendmailの問題
ta>     sendmailの特殊な細工を施されたマルチパート MIME メッセージの処理の問題

 あたりなら、どれも正しいと思います。

 もうちょっと短くして、
 「sendmail における特殊なマルチパート MIME メッセージの問題」では
 いかがでしょう?  2 つの名詞句は同格ではなく、前から後ろに向かって
 情報が細かくなっていくという、新聞などで良く使われる形を
 踏襲したものですので、「に」とか「と」で結ぶとすわりが悪いと思います。

--
| 佐藤 広生@東京理科大学

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