NetBSD プロジェクトへの貢献

このページでは、NetBSD プロジェクトを支援する方法を掲載しています。 ご質問やご意見などがありましたら、 <www@NetBSD.org> までお知らせください。

どのような貢献方法があるか

システム本体

• システムを使い、提案をする
• 問題や提案を報告する
• 修正やコードを提出する
• 新しいコードを寄与する
• ドキュメンテーションを寄与する
• NetBSD-current を追跡する
• 開発者の試験的なパッチ
• サポートのためのコンサルタントや開発者の雇用
• 新しいアーキテクチャーへ移植する
• サードパーティーのパッケージ
• NetBSD プロジェクト

寄附

• 必要なハードウェア/利用可能なハードウェア
• あなたの企業がハードウェアを製造している場合
• NetBSD へ現金を寄附する方法
• NetBSD 開発用シェルアカウント

オンライン情報

• NetBSD.org の web サイト
• FTP ミラーサーバーの維持

宣伝

• netbsd-advocacy メーリングリスト
• Daemon News のニュースや記事を書く
• 中古や新品のハードウェアを販売する web サイト
• NetBSD RC5 チーム
• NetBSD SETI@home グループ
• あなたのサイトに NetBSD ロゴを表示する
• NetBSD のグッズを堂々と身に付ける

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システム本体

システムを使い、提案をする (トップ)

第一に、NetBSD は利用者にサポートされたプロジェクトですので、皆さんからのフィードバックは非常にありがたいものです。 フィードバックには、コメント、パッチ、新しいコードやドキュメンテーションなどがあります。 問題報告システム を使って送っていただいても結構ですし、各種メーリングリストに送っていただくのも歓迎します。

問題や提案を報告する (トップ)

問題を抱えていたり提案があったりする場合は、ぜひとも、 問題報告データベースに提出していただくようお願いします。 NetBSD マシンにインストールされている send-pr(1) プログラムを使うことも、 オンラインフォームを使うこともできます。

問題報告データベースを使うことがどれほど重要かは、いうまでもないことです - バグ報告や提案を単にメーリングリストに送っただけでは、 誰にも気づかれないかもしれません。

修正やコードを提出する (トップ)

コードの修正や新しいコードも、バグ報告と同じデータベースに登録します。 このデータベースは、 http://www.NetBSD.org/Gnats/ で閲覧することができます。 このデータベースに登録されている項目を取り上げて分析し、 その修正を、<gnats-bugs@NetBSD.org> 宛の電子メールで、 問題報告番号をサブジェクトにつけて送っていただくことができます。 そうすると、あなたの貢献が自動的に当該問題報告に追加されます。

また、NetBSD パッケージコレクション (pkgsrc) を使って、 サードパーティーのアプリケーション が NetBSD で動作する (あるいは、動作を改善する) よう調整する作業を手伝っていただくこともできます。 Gnats (上述) の "pkg" カテゴリーには、開いたままの問題が十分すぎるほど残っていますし、 そのような問題があまりなくても、 pkgsrc/doc/TODO に未解決の課題がもっとあります。 何かパッケージの問題があって、それに関する問題報告 (PR) がまったくない場合は、 PR を開く前に、パッケージのメンテナーに相談してみてください。

ソースツリーへの commit 権限がなくても気にしないでください。 担当者が修正案をレビューしたうえで、問題がなければ commit してくれるでしょう。 (あなたのメッセージを受け取るのは、 PR および担当者だけです。 提出者その他関心を持っている人たちには、明示的にコピーを送らない限り、 メッセージのコピーが自動的に送られたりはしません)

新しいコードを寄与する (トップ)

NetBSD のソースツリーの移植性は、世界一かもしれませんが、 ドライバーや新しいポートの対象は常に存在します。 小さなユーティリティーの拡張から、新しいハードウェアアーキテクチャーへの完全な移植まで、 良質のコードは常に歓迎します。

各ポートごとの対応機能の一覧がありますが、 時々ある全ポートを最新かつ最高にするための追加作業には、 大いに感謝しています。

比較的小規模な変更の作業をしている場合、もっともよい方法は、 "diff -u -N" または "cvs diff -u -N" を使って一揃いのパッチを作り、PR にパッチを含めて提出することです。 (-N オプションは、 ファイルを追加している場合に、パッチを正常に機能させるためのものです)

大きい変更の場合は、パッチを anonymous ftp で put しておいて、 その URL を PR に含めるのが簡単でしょう。

新しいハードウェアへの移植作業をしている場合は、 <core@NetBSD.org> に連絡していただくのがよいでしょう。そうすれば、 他に同じ目標に向かって作業している人のことを、あなたに知らせることができます。

ドキュメンテーションを寄与する (トップ)

良質のドキュメンテーションは、NetBSD プロジェクトの成功のために重要です。 だからこそ、私たちはマニュアルページ、設定ファイルの例や、 オンラインドキュメンテーションを、最高の基準で維持しようとしているのです。 お使いの NetBSD システムに含まれているドキュメンテーションは、コードと同じく CVS を使って管理されています。このため、typo や間違いがあった場合は、 コードの変更を提出するのと同じ方法を使って、 知らせていただくことができます。 同様に、この web サイトや、すべてのオンライン ドキュメンテーションは CVS で管理されています。 直接変更を加えてパッチを提出するためには、 htdocs モジュールをチェックアウトする必要があります。

CVS ソースツリーやドキュメンテーションのファイル形式、あるいは htdocs になじみがなくても、寄与することはできますし、してください。 NetBSD ガイド、マニュアルページ、その他あらゆるドキュメントへの提案や変更案は、 その説明または案そのものを、 <netbsd-docs@NetBSD.org> メーリングリストに送るだけです。 NetBSD の web サイトへの変更や追加は、 www チームの内部メーリングリストである <www@NetBSD.org> へメールを書いてください。 変更や案を、プレインテキストで送ってくださるようお願いします。

NetBSD プロジェクトでは、英語版のドキュメンテーションだけを保守しています。 英語と他の言語をどちらも使える方は、 既存のドキュメンテーションを翻訳したり、 独自に翻訳を保守したりすることに関心をお持ちかもしれません。 詳細については、 "htdocs を翻訳する" web ページをご覧ください。

NetBSD-current を追跡する (トップ)

NetBSD-current は、 NetBSD 開発ソースツリーの日々のスナップショットです。 もし可能なら、-current をテストして、 バグ報告を送っていただけると、 大変助かります。-current のテストに関する説明は、 NetBSD-current の追跡ドキュメンテーションにあります。

開発者の試験的なパッチ (トップ)

NetBSD 開発者はしばしば、新しいコードをソースツリーに入れる前にテストしたいと思うものですが、 自分たちだけでは十分なテストができません。 tech-kern メーリングリストに加わることで、 開発者が新しいパッチをテストしてもらいたがっていることや、 そのパッチがどこにあるかがわかります。

そういうパッチは、NetBSD のソースツリーにまだ統合されていないものなので、 問題があったとしても、その報告に NetBSD バグ追跡システムは使わないでください。 問題や一般的なコメントを伝えたい場合は、そのパッチを作った開発者か、 そのパッチが発表されたメーリングリスト、あるいはその両方に電子メールを送ってください。

サポートのためのコンサルタントや開発者の雇用 (トップ)

特定のサポートや機能のために費用を負担してもよいとお考えの場合は、 特定ハードウェア用のドライバーから、セキュリティーやシステム統合まで、 多くのコンサルタントがいます。

社内での NetBSD プロジェクトに従事させるため NetBSD 開発者を雇用することもできます。

新しいアーキテクチャーへ移植する (トップ)

詳細は、このページをご覧ください。

サードパーティーのパッケージ (トップ)

ほとんどのフリーソフトウェアは、「そのままの状態で」NetBSD でコンパイルできますが、 NetBSD パッケージシステムは、膨大な数のパッケージのインストール、 依存関係や削除の処理を容易におこなってくれます。 パッケージシステムが網羅していないものがあった場合は、 あなたがパッケージ化して、その情報を私たちに寄与していただくこともできます。 パッケージを寄与するには、 用意されている send-pr(1) コマンドか、オンラインフォーム のいずれかを使います。

NetBSD プロジェクト (トップ)

NetBSD に役立つ自明ではないプロジェクトの一覧は、ここにあります。 このようなプロジェクトを、(特に、Google Summer-of-Code などの一環として) 取り上げる場合は、 プロジェクト申請 howtoをご覧になるとよいでしょう。 この howto には、 あなたや私たちがプロジェクトを把握しやすくするための問答が掲載されています。

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寄附

必要なハードウェア/利用可能なハードウェア (トップ)

必要なハードウェアや、利用可能だが NetBSD がまだ対応していないハードウェアに関する詳細は、 このリンクをご覧ください。

あなたの企業がハードウェアを製造している場合 (トップ)

インターフェースカードから完全なマシンに至るまで、ハードウェアを サポートするうえで最大のハードルは、技術文書の入手可能性と マシン自体へのアクセス可能性の二点です。もし、あなたの組織が これらのどちらでも NetBSD 開発者に提供してくれたら、それは世界中の NetBSD ユーザーの助けとなりますし、また、あなたがたの企業イメージは上がるでしょう。

さらに支援をしたい会社は、ドライバー用にコードそのものを提供して、 NetBSD のその製品対応の「販売までの時間」を短縮し、 そのハードウェアの優位を保証することができます。

NetBSD をサポートしていると表明することは、 NetBSD ユーザーによる 信頼を増すことができ、その製品が選ばれることになるでしょう。 直接の支援ができなくても、内部で NetBSD を使ったテストをしたとの情報があれば、 ユーザーは、そういったテストをしていない競合製品よりそちらを選ぶように なるでしょう。

NetBSD へ現金を寄附する方法 (トップ)

詳細はこのリンクをご覧ください。

NetBSD 開発用シェルアカウント (トップ)

Rick Kelly, <rmk@rmkhome.com> は、NetBSD 開発者リソースページを作っており、 NetBSD を広め、NetBSD で使えるソフトウェアを増やすために、 所有するマシンの CPU 時間を提供している NetBSD ユーザーの一覧を掲載しています。

NetBSD 開発用に NetBSD システムのシェルアカウントを提供している人たちの一覧に、 自分も加わりたいという方は、 Rick のリストのページをご覧ください。

このほかにも、 AllBSD プロジェクトによる シェルアカウントの提供があります。

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オンライン情報

NetBSD.org の web サイト (トップ)

NetBSD.org のサイトに関して、何か場違いなものにお気づきになったり、 その他提案などがありましたら、どうぞお知らせください。

FTP ミラーサーバーの維持 (トップ)

ディスクと通信帯域をお持ちなら、 FTP ミラーサーバーを運用していただけると助かります。 もっとも重要な資源はディスク容量です。 必要なディスク容量の概算その他の情報は、 ミラーリング FAQ をご覧ください。 詳細については、<mirrors@NetBSD.org> までご連絡ください。

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宣伝

netbsd-advocacy メーリングリスト (トップ)

NetBSD プロジェクトや、 一般的な NetBSD の用途や知識の宣伝に関する議論のための netbsd-advocacy メーリングリストがあります。

Daemon News のニュースや記事を書く (トップ)

Daemon News では、 BSD に関するあらゆる記事を歓迎しています。 一般ウケしそうな記事を書いたら、 <articles@daemonnews.org> まで送ってください。

BSD 関連のニュースがあれば、 Daily Daemon News まで送ってください。

Daemon News では、新しい人材を常に探していますので、 運営を手伝いたいという方は、 チームへの参加をご検討ください。

中古や新品のハードウェアを販売する web サイト (トップ)

Erik E. Fair <fair@clock.org> と Joel Reicher <joel@panacea.null.org> からの提言です。 多くのベンダーが、中古や新品のハードウェアを販売していますが、 そのハードウェアで NetBSD が動作するという事実は知られていません。 ベンダーのサイトと www.NetBSD.org の間のリンクは、 両者にとって利益をもたらすでしょう。

NetBSD RC5 チーム (トップ)

Michael Graff は、 distributed.net において、 RSA labs の RC5 および DES チャレンジに取り組むための NetBSD チームを結成しています。

クライアントソフトウェアは、最大の nice 値の CPU レベルで、 コンピューターの空き時間を使って鍵空間の一部を計算します。 クライアントを動かし結果、目に見える影響は、通常の状態では、 ロードアベレージが 1 を超えることと、クライアントがあなたに時々メールを送ることです。

たとえあなたのコンピューターで NetBSD が動いていなくても、 NetBSD チームに参加していただけるとありがたく思います。

NetBSD RC5 チームへの参加に関するリンク:

NetBSD SETI@home グループ (トップ)

SETI@home は、 地球外知的生命体探査 (SETI) において、 インターネットに接続された無数のコンピューターの力を利用する、 科学実験です。

電波望遠鏡のデータのダウンロードと分析をするプログラムを実行することで、 参加することができます。 あなたのコンピューターが地球外の文明からの微弱な信号を発見するという、 小さいながらも魅力的な可能性があります。NetBSD のグループがあり、このページの上部にある 'Join this Group' リンクを辿って加わることができます。 Seti@home は、pkgsrc の net/boinc3-seti にパッケージが用意されています。

あなたのサイトに NetBSD ロゴを表示する (トップ)

あなたの web サーバーが NetBSD マシンで動いている場合は、 NetBSD のロゴのいずれかを表示してはいかがですか?

NetBSD のグッズを堂々と身に付ける (トップ)

NetBSD の Cafepress オンラインストアーがあり、シャツ、セーター、マグカップ、 壁時計、マウスパッド、ロゴマグネット、トートバッグなど、各種製品を販売しています。 このオンラインストアーでの収益は、直接、NetBSD への資金になります。