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mail/ja-mh package



こんばんは。

結果的に放置状態(?)な mail/ja-mh ですが、pkgsrcのfreeze中に、つい手を
出してしまって、後からwiz氏からメールを貰うことになってしまいました。

過去の tech-pkg-ja もさらってみると、以下のような状況のようです。

1. sbr/concat.c vs gcc3問題

	o stdarg(3)一辺倒で、古いgccでも影響なし(NetBSD 1.6.2上で確認済み)
	o freeze中にパッチを当てたつもりが不完全(私の失敗)

2. make(1)に -k とか渡してるのでエラーに気づきにくい。

	o 単純に、直せば良さそう。

3. vmh.c の派手なエラー

	a. 大文字2文字の(太古にあった)CM, CEといった広域変数が未定義
	   curses.cで定義されていた; 確認したところ、それぞれ小文字に
	   したtermcapのcapabilityを得ているようです。

		CM	cm
		CE	ce
		SO	so
		SE	se
		US	us
		UE	ue

	b. cursesの構造体のメンバを直接参照して文字列を取り出している。
	   wscanw(3)で同等のことは可能?


厄介なのは最後の問題で、今のNetBSDのcursesはcursesのWINDOWなどの構造体は
内部が隠蔽されていて、アプリケーションが参照することはできません。
殆んどの構造体のメンバを参照は、curses(3)のモダンな関数を使用することで
書き換えることができますが、3.のb.の問題はそうもいかないかもしれません。

考えられる対処方法としては、以下が考えられます。

A. 実は、wscanw(3)を使って書き換えできる。(私はcurses hackerでもありま
   せんし、大昔のcursesしか理解してないかもしれないので、誰か教えてい
   ただけると嬉しいです。)

B. ncursesを使う; 日本語表示に問題はあるのか、ないのか?

C. vmh(1)を作るのを止めてしまう?

D. ja-mh自体、もう止めてしまう。誰かが nmh をベースに hack するのに期待?

良い方法がなければ、取り敢えずは C. で対処してしまおうかと思っています。

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神戸 隆博(かんべ たかひろ)		at 仕事場