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uimのアップデートについて確認



山城@OFUGです。

inputmethod/uim を 1.5.1 にアップデートしたいのでパッチを書きました。
http://www.ofug.net/~yamajun/files/pkgsrc/uim-1.5.1.patch

いつものバージョンアップならそのまま send-pr するのですが、
今回はいくつか確認したいことがあるのでメールを送ります。

もしこのままで良かったら、5/30以降に send-pr しようと考えています。
ご意見よろしくお願いします。

確認したいのは以下の2点です。
1. uim-1.5.1 に組み込まれている sigscheme をそのまま使用する
2. 新しい入力メソッドの内、SJ3, Wnnはサポートできていない


1. uim-1.5.1 に組み込まれている sigscheme をそのまま使用する

uim-1.4.2 では、lang/sigscheme を利用するようになっていましたが、
uim と sigscheme の分離ができなかったので、今回の uim-1.5.1 では
組み込み sigscheme を利用するようにしました。

uim-1.4.2 の時には、uim と sigscheme それぞれが $PREFIX/include/sigscheme
などに同じファイル名で書き込むので、両パッケージの共存ができなくなります。
そのために分離する必要がありました。ただ、uim-1.5.1 に組み込まれている
sigscheme-0.8.3 では uim に組み込んだ状態でインストールすると
$PREFIX/include/sigscheme に書き込まないように変更されています。
そのため、lang/sigscheme を利用しなくても問題ないと判断しました。

ただし、インストール時に空ディレクトリー $PREFIX/include/sigscheme と
$PREFIX/share/doc/sigscheme を作成してしまうので、これらのディレクトリーを
作成しないようパッチを当てています。


2. 新しい入力メソッドの内、SJ3, Wnnはサポートできていない

uim-1.5 で m17nlib, prime などの新しい入力メソッドがサポートされたのですが、
その中で SJ3 と Wnn がサポートできていません。options.mk では SJ3/Wnn
サポート用のオプションをコメントアウトしています。

SJ3/Wnn をサポートした状態でコンパイルした uim で、入力メソッドを SJ3/Wnn に
変更すると、その後は日本語変換や入力メソッドの再変更ができなくなります。

また、テスト環境の NetBSD-current/amd64 では SJ3 と FreeWnn の
サーバーは実行できません。すぐサーバーが落ちます。
そのため、FreeBSD上の SJ3/FreeWnn サーバーと接続した NetBSD 上の
Emacs で漢字変換できることを確認してから uim をテストしたのですが、
その状態でも uim では SJ3/Wnn が使えないことを確認しました。


以上です。よろしくおねがいします。
-- 
Okinawa FreeBSD Users Group	山城 潤(Yamashiro, Jun)
E-mail: yamajun@ofug.net

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