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/Goals/* update



  伊藤です。

/Goals/* を新しいものに追従してみました。
更新をお願いします。

この間のが反映されているかどうかよくわからないので、
差分でなくて全部つけます。
-- 
伊藤 康史 <itohy@netbsd.org>

Archive-name: Goals.ja.shar
Last-modified: Tue Aug 22 2000

Goals.ja.shar:
#!/bin/sh
# これは、シェル・アーカイブです。
# 展開するには、ファイルにセーブし、"#!/bin/sh" より上の行を消して、
# "sh file_name" のようにタイプしてください。
#
# -c を指定すると、同名ファイルがあっても上書きして展開します。
#
#    サイズ          ファイル名
#  -------- -------- -----------------------
#      2308 (j-text) index.html
#      6867 (j-text) interop.html
#      2553 (j-text) portability.html
#     11698 (j-text) redistribution.html
#      4881 (j-text) standards.html
#      4319 (j-text) system.html
#
# ============= index.html ==============
if test -f 'index.html' -a X"$1" != X"-c"; then
	echo 'x - skipping index.html (File already exists)'
else
echo 'x - extracting index.html (J-Text)'
sed 's/^X//' << 'SHAR_EOF' > 'index.html' &&
<html>
<head>
<!-- Copyright (c) 1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X	The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED. -->
<meta http-equiv=content-type content="text/html; charset=iso-2022-jp">
<link rev="made" href="mailto:www@JP.NetBSD.ORG">
<title>NetBSDプロジェクトの目標</title>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" text="#000000">
X
<h1>NetBSDプロジェクトの目標</h1>
X
<p>
目標のないプロジェクトはやる意義がありません。ありがたいことに、NetBSD
プロジェクトには当分の間忙しくするのに充分な目標があります。一般的にいっ
て、NetBSDプロジェクトは:
X
<ul>
<li><a href="system.html">うまく設計され、安定した、高速なBSDシステム
X    を提供し</a>、</li>
<li><a href="redistribution.html">厄介なライセンスを避け</a>、</li>
<li><a href="portability.html">たくさんのハードウェアで動作する移植性
X    に優れたシステムを提供し</a>、</li>
<li><a href="interop.html">他のシステムとの高い相互運用性を確保し</a>、
</li>
<li><a href="standards.html">実用的である程度にオープンシステムの標準
に準拠する。</a></li>
</ul>
</p>
X
<p>
一言でいうと:
<blockquote>
NetBSDプロジェクトは、専門家や趣味で使っている人、研究者が好きなように
使うことができ、その入手や再配布が自由なシステムを提供する。
</blockquote>
X
<p>
NetBSDと他の自由に使えるunixシステムとで異なる点の一覧についてよく尋か
れますが、他のプロジェクトの目標やその背景となっている哲学についてここ
で述べるのは適切ではないでしょう――他のプロジェクトの目標については、
それぞれのサイトを調べて自分自身で決定されることをお薦めします。
</p>
X
<hr>
<a href="../Misc/about.html"><em>NetBSDプロジェクトについて</em>に戻る</a>
X
<hr>
X
<table><tr>
X  <td>
X    <a href="../">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X            alt="NetBSD ">ホームページ</a>
X    </font>
X  </td>
</tr></table>
X
<hr>
<address>
X  <small>
X  www@JP.NetBSD.ORG<br>
X  $NetBSD: index.html,v 1.24 2000/07/28 01:34:02 dent Exp $<br>
X  <a href="/Misc/disclaimer.html">Copyright &copy;
X  1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X    The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED.</a>
X  </small>
</address>
X
</body>
</html>
SHAR_EOF
Wc_c="`wc -c < 'index.html'`"
test 2308 -eq "$Wc_c" ||	# JIS
test 2128 -eq "$Wc_c" ||	# EUC
	echo 'index.html: original size 2308, current size' "$Wc_c"
fi
# ============= interop.html ==============
if test -f 'interop.html' -a X"$1" != X"-c"; then
	echo 'x - skipping interop.html (File already exists)'
else
echo 'x - extracting interop.html (J-Text)'
sed 's/^X//' << 'SHAR_EOF' > 'interop.html' &&
<html>
<head>
<!-- Copyright (c) 1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X 	The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED. -->
<link rev="made" href="mailto:www@JP.NetBSD.ORG">
<title>他システムとの相互運用性</title>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" text="#000000">
X
<h1>他システムとの相互運用性</h1>
X
<p>
良い設計と正しい実装は、特徴の一部に過ぎません。
NetBSD は他のシステムとの相互運用性にも優れています。
</p>
X
<h2>バイナリーエミュレーション</h2>
X
<p>
NetBSD は、バイナリーエミュレーションシステムを提供し、同じ CPU の他の
<a href="../Misc/call-it-a-duck.html">UNIX-like</a>
オペレーティングシステム
(FreeBSD, HP-UX, Interactive UNIX, Linux, OSF/1, SCO UNIX, SunOS,
System V Release 4, Solaris, Ultrix など)
のバイナリーを直接実行できます。
例えば、NetBSD/m68k の全ての port は、Sun 3 / 3x システム用の SunOS バイナリー
を実行できます(が SPARC / UltraSPARC の SunOS バイナリーは実行できません)。
また、<a href="../Ports/sparc/">NetBSD/sparc</a> は SPARC システム用の
SunOS / Solaris バイナリーを実行できます。
<i>[注意: ダイナミックリンクのバイナリーを実行するには、大抵、
エミュレーションで実行するオペレーティングシステムのダイナミックリンカーと
ライブラリーとが必要です。]</i>
</p>
X
<p>
さらに、
<a href="ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/pkgsrc/emulators/wine/README.html">WINE パッケージ</a>
や
<a href="ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/pkgsrc/emulators/doscmd/README.html">doscmd パッケージ</a>
により Windows や MS-DOS のアプリケーションが実行でき、Linux 版の
<a href="http://www.ardi.com/">Executor</a> により
MacOS のアプリケーションが実行できます。
</p>
X
<h2>ソース互換性</h2>
X
<p>
NetBSD リリースでは今のところ認定はされていませんが、
いくつかの確立している標準に準拠するよう試みています:
</p>
X
<ul>
<li><p>
X    <strong>POSIX</strong><br>
X    IEEE の The Portable Operating Systems Interface
X    は急速に最小限の OS サービスの標準となり、
X    しばしば計算機システムの要求事項として指定されています。
X    <i>[この標準規格は web 上では見られません。]</i>
</p></li>
<li><p>
X    <strong>XPG/SUS</strong><br>
X    <a href="http://www.unix-systems.org/version2/">Single UNIX
X    Specification</a> (X/Open Portability Guide の一部で、
X    拡張され、現在は独立に保守されている)は、
X    POSIX で定義されていない多くの基本機能を規定しています。
X    現在 NetBSD は STREAMS インタフェースを実装していません。
</p></li>
</ul>
X
<p>
また、以下のデファクト標準に従っています:
</p>
X
<ul>
<li><p>
X    <strong>BSD</strong><br>
X    NetBSD は Berkeley を強く継承していますので、
X    伝統的な BSD システムとのソース互換性を保つよう努力しています。
</p></li>
<li><p>
X    <strong>Linux</strong><br>
X    Linux の OSS オーディオシステムを使うプログラムの多くを
X    簡単に移植できるように、簡単に使えるエミュレーターを提供しています。
</p></li>
</ul>
X
<p>
<a href="standards.html">標準規格への適合性についての情報</a>
も参照してください。
</p>
X
<h2>ローカルファイルシステム</h2>
X
<p>
ネイティブの 64-bit FFS ファイルシステムに加えて、
NetBSD は以下のような他のオペレーティングシステムの
ファイルシステムを読むことができます:
</p>
X
<ul>
<li><p>
X    <strong>FFS</strong><br>
X    ffs (バークレー `高速ファイルシステム')は、
X    SunOS, Solaris, Ultrix, Digital UNIX, System V Release 4, および他の
X    BSD または System V をベースとする多くシステムと互換性があります。
</p></li>
<li><p>
X    <strong>EXT2FS</strong><br>
X    ext2fs は、現在の Linux のネイティブファイルシステムです。
</p></li>
<li><p>
X    <strong>MSDOSFS</strong><br>
X    msdosfs は、MS-DOS, Windows 95, Windows 98, Windows NT
X    で使われる古い MS-DOS のファイルシステムです。
X    Windows 95 で実装された長いファイル名もサポートしています。
</p></li>
<li><p>
X    <strong>CD9660</strong><br>
X    cd9660 は、ほとんどの CD-ROM で使われている
X    ISO 9660 ファイルシステムを実装します。
X    デファクト標準の `ロックリッジ' 拡張を使った長いファイル名や
X    UNIX 式のパーミッションをサポートしています。
</p></li>
<li><p>
X    <strong>ADOSFS</strong><br>
X    adosfs は AmigaDOS ファイルシステムと互換です。
</p></li>
</ul>
X
<h2>ネットワークプロトコル</h2>
X
<p>
NetBSD は、たくさんのネットワークプロトコルをサポートしています。
いくつかを挙げましょう:
</p>
X
<ul>
<li><p>
X    <strong>TCP/IP</strong><br>
X    NetBSD は世界に通用する TCP/IP の実装(多くの TCP/IP の<a
X    href="../gallery/research.html">研究プロジェクト</a>でも使用されている)
X    を実装していて、
X    TCP/IP を話すどんなシステムとも接続可能であるように設計されています。
</p></li>
<li><p>
X    <strong>SMTP</strong><br>
X    インターネット上の標準的なメール転送プロトコルです。
</p></li>
<li><p>
X    <strong>NFS</strong><br>
X    UNIX-like なファイルサーバーで通常使用されるプロトコルです。
</p></li>
<li><p>
X    <strong>Appletalk</strong><br>
X    カーネルの Appletalk サポートと
X    <a href="ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/pkgsrc/net/netatalk/README.html">netatalk
X    パッケージ</a>とを組み合わせることにより、MacOS が動いている
X    Macintosh システムとの優秀なファイル・印刷共有サービスを実現します。
</p></li>
X    <strong>SMB</strong> (Microsoft networking)<br>
X    <a href="ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/pkgsrc/net/samba/README.html">Samba パッケージ</a>を使用することにより、
X    NetBSD を使って MS-DOS, Windows 95, Windows 98, Windows NT, Windows 2000
X    システムにファイル・印刷共有サービスを提供できます。
</ul>
X
<hr>
X
<table width="100%"><tr>
<td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">ホームページ</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td><td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">Goals Page</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td>
</table>
X
<hr>
<address>
X  <small>
X  www@JP.NetBSD.ORG<br>
X  $NetBSD: interop.html,v 1.32 2000/07/28 01:34:02 dent Exp $<br>
X  <a href="/Misc/disclaimer.html">Copyright &copy;
X    1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X    The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED.</a>
X  </small>
</address>
X
</body>
</html>
SHAR_EOF
Wc_c="`wc -c < 'interop.html'`"
test 6867 -eq "$Wc_c" ||	# JIS
test 6183 -eq "$Wc_c" ||	# EUC
	echo 'interop.html: original size 6867, current size' "$Wc_c"
fi
# ============= portability.html ==============
if test -f 'portability.html' -a X"$1" != X"-c"; then
	echo 'x - skipping portability.html (File already exists)'
else
echo 'x - extracting portability.html (J-Text)'
sed 's/^X//' << 'SHAR_EOF' > 'portability.html' &&
<html>
<head>
<!-- Copyright (c) 1998, 1999, 2000
X	The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED. -->
<link rev="made" href="mailto:www@JP.NetBSD.ORG">
<title>移植性と対応ハードウェアプラットフォーム</title>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" text="#000000">
X
<h1>移植性と対応ハードウェアプラットフォーム</h1>
X
<h2>移植性</h2>
X
<p>
すべての成果は、
何もかも綺麗に`マシン依存'(Machine Dependent: MD)と
`マシン非依存'(Machine Independent: MI)の領域に
分けるように努力されています。
X
例えば、あるイーサネットのチップセットは、
ひとつのMIコアハードウェアドライバーを持ち、それは
対応するプラットフォーム用の適切なMDバス組み込みコードと
合わせられます。
X
歴史的な理由により、
すべてのドライバーが私たちが望んでいるほど綺麗なわけではありませんが、
新しいドライバーはそうなっていきますし、
古いドライバーは変換作業中です。
</p>
X
<h2>対応ハードウェアプラットフォーム</h2>
X
<p>
NetBSDのロゴは<em>「もちろんNetBSDで動いている
(Of course it runs NetBSD)」</em>で、
ちゃんとしたわけがあります。
X
これを書いている時点で、
NetBSDは15の<a href="../Ports/">プラットフォーム</a>のための
<a href="../Releases/formal.html">公式リリース</a>と、
その他に5つのportがあります。
たったそれだけかと思われる人もいるかもしれませんが、
実はひとつのport(<a href="../Ports/mac68k/">mac68k</a>)で、
93種類の異なるマシンのうち、現在89種類(うち37種類は完全)に対応しているのです。
</p>
X
<hr>
X
<table width="100%"><tr>
<td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">ホームページ</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td><td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">Goals Page</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td>
</table>
X
<hr>
<address>
X  <small>
X  www@JP.NetBSD.ORG<br>
X  $NetBSD: portability.html,v 1.18 2000/07/28 01:34:02 dent Exp $<br>
X  <a href="/Misc/disclaimer.html">Copyright &copy;
X    1998, 1999, 2000
X    The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED.</a>
X  </small>
</address>
X
</body>
</html>
SHAR_EOF
Wc_c="`wc -c < 'portability.html'`"
test 2553 -eq "$Wc_c" ||	# JIS
test 2277 -eq "$Wc_c" ||	# EUC
	echo 'portability.html: original size 2553, current size' "$Wc_c"
fi
# ============= redistribution.html ==============
if test -f 'redistribution.html' -a X"$1" != X"-c"; then
	echo 'x - skipping redistribution.html (File already exists)'
else
echo 'x - extracting redistribution.html (J-Text)'
sed 's/^X//' << 'SHAR_EOF' > 'redistribution.html' &&
<html>
<head>
<!-- Copyright (c) 1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X	The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED. -->
<link rev="made" href="mailto:www@JP.NetBSD.ORG">
<title>NetBSD のライセンスと再配布について</title>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" text="#000000">
X
<h1>NetBSD のライセンスと再配布について</h1>
X
<p>
このページでは、
<a href="#copyright-info">著作権に関する背景</a>を述べることによって、
NetBSD オペレーティングシステムの多くの部分の配布条件となっている
<a href="#terms">NetBSD のライセンス条項</a>について説明し、さらに
<a href="#why">なぜ私たちがこのライセンス条項を選択したのか</a>を説明します。
</p>
X
<h2><a name="copyright-info">では、著作権とは何か?</a></h2>
X
<p>
<b>ここで述べている情報は教育的な目的のみに限定したものであり、
法律的な助言を与えるものではありません。</b>
法律的な助言を得たい場合には、
あなたの住んでいる地域で弁護士資格を持つ弁護士に相談してください。
著作権に関して、ここで述べることより詳しい情報が必要であれば、
<a href="ftp://rtfm.mit.edu/pub/usenet/news.answers/law/copyright/faq/">Copyright FAQ</a>
などを見てください(ただし、そちらでも法律的な助言は得られません)。
</p>
X
<p>
著作権は、作者が自身の作品について、
ある独占的な権利を持つことを認める仕組みです。
例えば、詩人には、自分の詩を独占的に複製する権利が認められます;
すなわち、作品を複製できるのは、作者または作者から許可を得た人だけです。
著作権は、創造された表現(original expression)を保護します。
著作権は作品の根底にある考え方や事実を<em>保護しない</em>し、
作者が作品に取り入れたいかなる既存の作品をも保護しません。
合衆国および、他のベルヌ条約(Berne Convention)の加入国では、
作品の作者が著作権を保持するために作品に印をつけたりする必要は
<em>一切ありません</em>。
</p>
X
<p>
作品に対する、保護されたさまざまな権利は、<b>ライセンス</b>
(license; 許諾)という手段によって許可することができます。
ライセンスは、許諾事項と条件(<a name="RTN-terms" href="#TN-terms">*訳者注1</a>)
とから構成され、どんな場合に第三者が作者の作品を複製して良いのかを定義します。
ライセンスの条件には実にさまざまなものがあります:
対価を要求するライセンスもあれば、そういった要求をしないものもあります;
それ以上の再配布を制限するライセンスもあれば、
ある条件において再配布を<em>要求する</em>ものもあります。
</p>
X
<p>
ライセンス条項の効力を発生させる方法はたくさんあります。
例えば、
作品に触れさせる前にライセンス契約にサインさせるという方法もありますし、
ライセンス条項を目立つ場所に記載しておいて
作品を使用することはランセンス条項の受け入れを意味すると付記しておく方法
(いわゆる<b>シュリンクラップ契約</b>)もあります。
</p>
X
<p>
注意しなければならないのは、
作者が著作権を保持している作品と、
作者によってパブリックドメイン(public domain; 著作権消滅状態)
であるとされた作品とには、
重大な違いがあるということです。
作者がある作品をパブリックドメインにすると、
作者はその作品に対する<em>全ての</em>権利を放棄したことになります。
ソフトウェアの作者は、
「この作品はパブリックドメインです。再配布は対価を求めない限り自由です。」
などと言うことはできません。
この表現は自己矛盾しています。
なぜなら、作品をパブリックドメインにすることによって、
作者はすでにその作品の複製を管理する権利を放棄しているからです。
</p>
X
<h2><a name="terms">NetBSD の著作権とライセンス条項:</a></h2>
X
<p>
NetBSD オペレーティングシステムを構成するソフトウェアの多くの部分は
パブリックドメインではありません; 作者は、それぞれの著作権を保持しています。
しかし、NetBSD プロジェクトで作業をしている人々は
フリーなオペレーティングシステムを提供することを約束しているので、
NetBSD プロジェクトのソースコードの大部分をカバーするライセンス条項は
比較的寛大なものになっています。
一般に、開発者はそのライセンス条項を、
"バークレーライセンス(Berkeley license)"
として知られるものを手本にしています。
このライセンスはカリフォルニア大学バークレー校の
second Berkeley Networking Release
や
4.4BSD Lite software release
で使用されたもので、以下のようなものです:
</p>
X
<pre>
Redistribution and use in source and binary forms, with or without
modification, are permitted provided that the following conditions
are met:
X  1. Redistributions of source code must retain the above copyright
X     notice, this list of conditions and the following disclaimer.
X  2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright
X     notice, this list of conditions and the following disclaimer in the
X     documentation and/or other materials provided with the distribution.
X  3. All advertising materials mentioning features or use of this software
X     must display the following acknowledgement:
X       This product includes software developed by the University of
X       California, Berkeley and its contributors.
X  4. Neither the name of the University nor the names of its contributors
X     may be used to endorse or promote products derived from this software
X     without specific prior written permission.
</pre>
<p>日本語に訳すと、以下のようになります(参考):
<pre>
ソースおよびバイナリー形式の再配布および使用を、変更の有無にかかわらず、
以下の条件を満たす場合に認める:
X  1. ソースコードの再配布においては、上記の著作権表示、この条件の列挙、
X     下記の注意書きを残すこと。
X  2. バイナリー形式の再配布においては、上記の著作権表示、この条件の列挙、
X     下記の注意書きを、配布物に附属した文書および/または他のものに再現
X     させること。
X  3. このソフトウェアの特徴や使用について述べている全ての宣伝物には以下の
X     謝辞を記すこと:
X       この製品は、カリフォルニア大学バークレー校およびその協力者に
X       よって開発されたソフトウェアを含んでいます。
X  4. 事前の文書による許可なしに、当大学の名前やその協力者の名前を、
X     このソフトウェアから派生した製品の促進に使用しないこと。
</pre>
X
<p>
このライセンスの前には著作権表示そのものが付きます。
この後には注意書きが付き、
このソフトウェアに関して問題が生じても、作者は責任を負わないと述べています。
</p>
X
<p>
バークレーライセンスは、かなり自由なライセンスです。
このライセンスが要求することは、
その作品の作者にその作品を作成したことに対する当然の功績を認めることと、
その名前をその作品を元にした製品の販促に使わないことだけです。
このライセンスは、条件が守られる限り自由な再配布を認め、
さらにその作品を変更して、もし望むのなら、
変更したものを配布<em>しない</em>ことも認めています。
なお、 3. の条項を省略する協力者もいます。
</p>
X
<p>
バークレーライセンスは、
NetBSD のソースツリーを構成する作品のライセンス条項の雛型として
広く使われていますが、
ソースツリー内の全ての作品に適用されるわけではありません。
それぞれのファイルにどんなライセンスが適用されるかは、
各ファイルを調べる必要があります。
特に、ソースツリーのある部分は、バークレーライセンスとは非常に異なる
<a href="http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html"><b>GNU General Public License</b></a>
(<b>GPL</b> とも呼ばれる)
<a href="ftp://ftp.sra.co.jp/pub/gnu/local-fix/GPL2-j/gpl.text.gz">(日本語訳: GNU 一般公有使用許諾書)</a>
に従っています。
私たちは、私たちが配布する全てのソフトウェアをバークレー形式のライセンス
でカバーしたいのですが、
他の人々にライセンス条項を変更させることはできませんし、
必要な全てのソフトウェアを書き直すための無限の時間もありません。
</p>
X
<h2><a name="why">NetBSD プロジェクトは、なぜバークレー形式のライセンスを使うのか:</a></h2>
X
<p>
NetBSD プロジェクトに取り組む人々は、
誰でも、どのような用途にも使用可能な、
高品質のシステムを提供することを望んでいます。
私たちは、お金のためにこのプロジェクトに参加しているわけではないので
(私たちはボランティアです!)、
人々が私たちの作品を配布するのを禁止したいとは思いません。
しかし、さまざまな理由により、
私たちは自分たちの作った作品に功績を残したいと考え、
そのため、作品をパブリックドメインにして
私たちの名前をソフトウェアに残す要求を放棄したりもしません。
バークレー形式のライセンスは、ちょうどよい中庸です:
私たちの名前が書いてあって、私たちの名前が勝手に使われない限り、
ソフトウェアを複製し、変更することを許可しています。
</p>
X
<p>
バークレー形式のライセンスに関して誤解している人がいますが、
バークレー形式のライセンスではライセンシー(ライセンスされた作品の使用者)
がそのコードを、いかなる形式でも、変更のあるなしに関わらず
販売することを許可していて、
バイナリーを販売していてもライセンシーがソースコードを開示する必要もありません。
これは、GNU General Public License で得られるライセンス条項と
著しい対照をなしています。
なぜなら、GPL はソースコードの開示を要求し、
もしバイナリーを配布するなら、そのバイナリーの作成に必要なソースを
喜んで手放さなければならないからです。
</p>
X
<p>
NetBSD プロジェクトに取り組んでいる私たちはこの違いを心得ていて、
中にはそこに価値を見出だす者もいます。
上で述べた通り、私たちは、
私たちのライセンス条項によるごくわずかな制限に従いさえすれば、
<em>誰もが</em> NetBSD オペレーティングシステムを
彼らが望む<em>どのような目的にも</em>使用可能であることを望んでいます。
さらに、私たちは、私たちの作品に対して何かを付け加えて配布する(利益などために)
人々に対して、その追加部分のソースコードを手放すよう要求するのは
正当な要求だとは思いません;
彼らは追加をしたのだから、その追加部分を彼らがどう扱おうが自由であるべきです。
</p>
X
<p>
まとめると、NetBSD プロジェクトに関係している人々は、
可能な限りバークレー形式のライセンスを使います;
なぜならそれが、
私たちの功績をその作品に残している限り
ユーザーに私たちのソフトウェアを使って何をすることも許可するという
私たちの目的に、非常に良く合致しているからです。
しかし、もし、あるソフトウェアが NetBSD オペーレティングシステムの品質を
著しく向上させるのであれば、実用上、
異なるライセンス条項を持ったソフトウェアを含めていくこともあります。
</p>
X
<hr>
<p>
<a name="TN-terms" href="#RTN-terms">*訳者注1</a>:
このページでは、許諾事項またはその条件のことを区別せずに呼ぶとき、
「条項」という訳語を当てることにします;
すなわち、ライセンスはいくつかの条項から構成されます。
原文は "terms" で、主に<strong>条件</strong>という意味ですが、
許可されることがらをも指す語のようです。
</p>
X
<hr>
X
<table width="100%"><tr>
<td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">ホームページ</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td><td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">Goals Page</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td>
</table>
X
<hr>
<address>
X  <small>
X  www@JP.NetBSD.ORG<br>
X  $NetBSD: redistribution.html,v 1.26 2000/07/28 01:34:02 dent Exp $<br>
X  <a href="/Misc/disclaimer.html">Copyright &copy;
X  1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X    The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED.</a>
X  </small>
</address>
X
</body>
</html>
SHAR_EOF
Wc_c="`wc -c < 'redistribution.html'`"
test 11698 -eq "$Wc_c" ||	# JIS
test 10534 -eq "$Wc_c" ||	# EUC
	echo 'redistribution.html: original size 11698, current size' "$Wc_c"
fi
# ============= standards.html ==============
if test -f 'standards.html' -a X"$1" != X"-c"; then
	echo 'x - skipping standards.html (File already exists)'
else
echo 'x - extracting standards.html (J-Text)'
sed 's/^X//' << 'SHAR_EOF' > 'standards.html' &&
<html>
<head>
<!-- Copyright (c) 1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X	The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED. -->
<link rev="made" href="mailto:www@JP.NetBSD.ORG">
<title>NetBSD の標準規格への適合性</title>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" text="#000000">
X
<h1>NetBSD の標準規格への適合性</h1>
X
<h2>基本的なオペレーティングシステムのサービス</h2>
X
<p> 
POSIX (Portable Operating Systems Interface) は
<a href="http://www.ieee.org/">IEEE</a>
が主催する団体の名前で、
UNIX-like なオペレーティングシステムの標準 API を定義します。
X
POSIX.1 (IEEE Std1003.1-1990) は C の API を標準化しています。
POSIX.2 (IEEE Std1003.2-1992) はシェルや基本ユーティリティーを標準化しています。
そのほか、Ada や Fortran、リアルタイム拡張、適合性試験などをカバーする
POSIX 規格もあります。
</p>
X
<p> 
NetBSD はほぼ完全に POSIX.1 適合していて、
POSIX.2 適合にはちょっと距離があります。
いくつかの既知の点があります:
私たちが修正を計画しているものもあり、
また将来の POSIX が私たちのために ``修正''
してくれるのまで無視しようと思っているものもあります。
</p>
X
<p>
他のフリーなオペレーティングシステムを使用したり配布したりする人々が
その OS が POSIX や標準 C に適合していると主張することがあります。
私たちの知る限り、フリーに再配布可能なオペレーティングシステムで
POSIX あるいは標準 C への適合を認証されたものは一つもありません。
---また、認証は非常に高価で、リリースごとに行う必要もあるため、
この状況は簡単には変わらないでしょう。
X
NetBSD は、フリーに再配布可能などんな他のオペレーティングシステムよりも
POSIX および標準 C 適合に近いと確信しています。
</p>
X
<p>
今までのところ、<a href="http://www.opengroup.org/">X/Open</a> <b>Spec 1170</b>
に適合させる努力はしていません。
これは非常に複雑で自己矛盾している規格だからです。
</p>
X
<h2>X Window System と Motif</h2>
X
<p>
NetBSD は MIT X コンソーシアム(現在は
<a href="http://www.opengroup.org/">Open Group</a> の一部)の
XX Window System Release 6.4 のスーパーセットである
<a href="http://www.xfree86.org/">XFree86</a> を含んでいます。
これは、X Window System の基本的な X サーバーやクライアントの機能を実装し、
有用なアプリケーションを提供しています。
</p>
X
<p>
また、NetBSD では、移植された多数の
<a href="ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/pkgsrc/x11/README.html">X11 パッケージ</a>
を提供していて、Motif ツールキットに互換な
<a href="ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/pkgsrc/x11/lesstif/README.html">Lesstif</a>
が含まれています。
</p>
X
<h2>ネットワークプロトコル</h2>
X
<p>
NetBSD は工業標準のネットワークプロトコルを多数実装していて、
TCP/IP, SMTP, NFS, DHCP, NIS, NTP などが含まれます。
また、移植されたサードパーティーのパッケージにより、
HTTP, SMB, Appletalk などの多くのプロトコルを提供します。
</p>
X
<p>
特に重要なのは、NetBSD の TCP/IP の実装です。
私たちは、4.4BSD の TCP の実装の多くのパフォーマンス問題を確認・修正していて、
また、<a href="http://www.ietf.org/">Internet Engineering Task Force</a>
と連携をとってテストや新しいプロトコルの実装を行っています。
NetBSD の TCP/IP の実装は、何人かの IETF のメンバーの研究の
ベースとして使われています。
</p>
X
<p>
さらに、IPv6 と IPsec の実装が、一つは NetBSD 上で開発され、もう一つは NetBSD
に移植されました。KAME プロジェクトによる実装が<a 
href="../Documentation/network/ipv6/">統合されました</a>。
</p>
X
<p>
工業標準のルーティングシステムである
<a href="http://www.gated.org/">GateD</a> も NetBSD 上で動作し、いくつかの
ISP が NetBSD 上で GateD を使用してネットワークのルーティングを行っています。
</p>
X
<hr>
X
<table width="100%"><tr>
<td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">ホームページ</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td><td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">Goals Page</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td>
</table>
X
<hr>
<address>
X  <small>
X  www@JP.NetBSD.ORG<br>
X  $NetBSD: standards.html,v 1.32 2000/07/28 01:34:02 dent Exp $<br>
X  <a href="/Misc/disclaimer.html">Copyright &copy;
X    1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X    The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED.</a>
X  </small>
</address>
X
</body>
</html>
SHAR_EOF
Wc_c="`wc -c < 'standards.html'`"
test 4881 -eq "$Wc_c" ||	# JIS
test 4341 -eq "$Wc_c" ||	# EUC
	echo 'standards.html: original size 4881, current size' "$Wc_c"
fi
# ============= system.html ==============
if test -f 'system.html' -a X"$1" != X"-c"; then
	echo 'x - skipping system.html (File already exists)'
else
echo 'x - extracting system.html (J-Text)'
sed 's/^X//' << 'SHAR_EOF' > 'system.html' &&
<html>
<head>
<!-- Copyright (c) 1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X	The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED. -->
<link rev="made" href="mailto:www@JP.NetBSD.ORG">
<title>NetBSD システム</title>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" text="#000000">
X
<h1>NetBSD システム</h1>
X
<h2>うまく設計された</h2>
X
<p>
NetBSD プロジェクトのおそらく第一の目的は、
正しい設計とうまく書けたコードとを強調することです。
機種独立なバスの基本的枠組がその一例であり、
デバイス(Ethernet や SCSI など)の一つのドライバーを
異なるバス(PCI, EISA, Turbochannel など)で、
いくつものプラットフォーム上(alpha, pmax, i386 など)で使用していて、
機種ごとに調整したいくつもの異なるドライバーを書いて保守するといった
伝統的な手法はとりません。
NetBSD での「調整」とは、小さな `glue' (のりづけ)関数であり、
核となるドライバーの改良に貢献して全ての port に利益をもたらすものです。
</p>
X
<p>
これにより、多くの場合、新規 port は、
既に書かれているドライバーを利用するために
機種独立のバスの基本的枠組への橋渡しをする機種依存のコードを作成するだけに
簡略化されます。
</p>
X
<p>
<em>"動けば正しい"</em> の哲学を持つシステムもあるようですが、
NetBSD を同様に記述するならば、<em>"正しくない限り動かない"</em> となります。
</p>
X
<h2>完全な</h2>
X
<p>
"<em>完全な</em>" システムとは何でしょう?
NetBSD は比較的なコンパクトな標準システムで、
全ての基本機能は BSD システムのものとなっています:
ネットワークプロトコル、自身を再コンパイルできる能力など。
それ以上の機能はパッケージシステムで提供されていて、
サードパーティー製のアプリケーションをソースやコンパイル済みバイナリーで
簡単に追加できます。
これにより、NetBSD の開発者は、核となるシステムの開発に集中することができます。
</p>
X
<h2>安定した</h2>
X
<p>
NetBSD は、広範囲の計算機上の、無数に可能な組合せのハードウェアで動作します。
これにより、これを成功させるために不可欠な、良い機種独立な設計ができます。
最終的に、世界中で、何十もの異なるハードウェアプラットフォーム上で、
製品に使われるシステムができ上がります。これが結論です。
</p>
X
<h2>高速な</h2>
X
<p>
NetBSD は、最も遅い
<a href="/Ports/vax/">vax</a> や
<a href="/Ports/hp300/">hp300</a> 機から、最も大きな
<a href="/Ports/alpha/models.html#alpha-server-8200,8400">AlphaServer
8x00</a> 機でまで動作します。
CPU やメモリー資源の限られる機種でも使用に耐えるパフォーマンスを維持する
ことによって、より強力な機種でも同様に恩恵にあずかれます;
コードの増加は最小限に抑えなければなりません。
また、通信ハードウェアについても、遅いシリアルやパラレルデバイスから、
イーサネット、FDDI や (800Mb/s) HIPPI インタフェースまでをサポートしています。
</p>
X
<p>
こまごまとした最適化はどんなシステムでも可能ですが、
それよりも設計の方が重要です。
あるルーチンを書き直して 80% 高速化したといえば聞こえはいいですが、
そのルーチンは CPU 時間の 5% しか使っていなかったかもしれません。
より広くを見渡して、設計を改良することにより全体を 10% 高速化した方が
2倍を越える効果があります。
NetBSD にはどちらの改良の余地もありますが、私たちは貧弱な実装の調整よりも、
設計を正しくする方を好みます。
</p>
X
<hr>
X
<table width="100%"><tr>
<td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">ホームページ</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td><td>
X  <table><tr>
X  <td>
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/NetBSD-banner.gif" border=0 alt=""></a>
X  </td><td>
X    <font face="helvetica, arial">
X    <a href="../Goals/">
X    <img src="/images/empty.gif" border=0
X     alt="NetBSD ">Goals Page</a>
X    </font>
X  </td>
X  </tr></table>
</td>
</table>
X
<hr>
<address>
X  <small>
X  www@JP.NetBSD.ORG<br>
X  $NetBSD: system.html,v 1.28 2000/07/28 01:34:02 dent Exp $<br>
X  <a href="/Misc/disclaimer.html">Copyright &copy;
X    1996, 1997, 1998, 1999, 2000
X    The NetBSD Foundation, Inc.  ALL RIGHTS RESERVED.</a>
X  </small>
</address>
X
</body>
</html>
SHAR_EOF
Wc_c="`wc -c < 'system.html'`"
test 4319 -eq "$Wc_c" ||	# JIS
test 3869 -eq "$Wc_c" ||	# EUC
	echo 'system.html: original size 4319, current size' "$Wc_c"
fi
exit 0