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Re: Graffiti



鈴木(康)です。
<011e01c07979$c7ed3830$0101a8c0@shin>の記事において
takemura@netbsd.orgさんは書きました。

  | ----- Original Message -----
  | From: "Koji Suzuki" <suz@hpc.bs1.fc.nec.co.jp>
  | To: <port-hpcmips-ja@jp.netbsd.org>
  | Sent: Saturday, December 02, 2000 5:42 PM
  | Subject: Re: Graffiti
  | 
  | 
  | > 鈴木(康)です。
  | > <BOELKPLLCHALDCJNPMJMOEEDDEAA.takemura@netbsd.org>の記事において
  | > takemura@netbsd.orgさんは書きました。
  | >
  | >   | >   | いま sys/arch/hpcmips/vr/vrpiu.c を見たら、Scan interval の
  | >   | >   | ところに、0x7ff という値が直書きされていました。
  | >   | >   | Vr4121 User's Guide によれば、この場合、
  | >   | >   | 2047x30=61410(usec) で 61 ミリ秒に一回しか値が発生しません。
  | >   | >   | このせいかも。
  | >
  | > 0x7ff を 0x155 (10ms ぐらい?) にしたら MGL で 50 dots/sec ぐらいに
  | > なりました。( 機種はシグマリオン)
  | 
  | WSMOUSEIO_SRES を実行しました。(_SRATE じゃなくて _SRES になりました)
  | 
  | wsconsctl -m -w resolution=50 とかで調節できます。0 で 60msec, 100 を
  | 指定すると 10msec ぐらいになります。初期値は 75 になっているようです。
  | もちろん、ioctl でも変更できます。

どうもありがとうございます。

タップしている間は、accel を効かせてみようかと思います。
(デフォルト 0 に設定して、タップされたら、100 にするとか...
scan しているわけだから 多少なりとも、消費電力に関係してくるような気が
しています。
)

ところで、これに関連して 2,3 お願いがあります。

1) どうも タップを離す直前に座標が飛ぶことがあるようです。
どこに飛ぶかというと スクリーン中央付近のことが多いようです。

筆圧というパラメータがあると思うんですが、筆圧が小さいと
正確な座標をとるのが 難しいんではないかという気がしています。

2) さらにいうと シグマリオンでは、特に座標のとびが頻繁におきるようです。
機種依存性 というか デバイス依存性があるんではないかという気がしています。

1),2) について
MGL で対応できるかと思ったんですが、やはり難しいみたいです。
カーネルで対応できませんでしょうか?

3) いまだによくわかっていないんですが... UP イベントを取りそこなう
ことがあるようです。
従来のマシンでは起きにくいのですが、シグマリオンでやたら起きるようです。

希望としては、DOWN イベント をアプリケーションが受け取ったら
確実に アプリケーションが UP イベントを受け取れるようにして欲しいのですが、
そのようなコードになっていますでしょうか?

P.S.

有野さんの Graffiti ライクな入力方式は、nine という名前になりました。
MGL でこういったストローク入力方式を gesture_pad というインターフェイス
名を付けてサポートすることになりました。

お正月に、for Docomo つかって いろいろ入力してみたんですが、
キーボード付きマシンでもわりと便利かも。

たとえば、msame やっていて スタイラスを握っているとき に
N とか入力したくなった場合とかに、Shift だけ押して N のジェスチャー入力
できたり。

もうしばらくしたら、nine を MGL のディレクトリにいれて 正式サポート
する予定。

完全に透明で MGL と相性が良いというのもあるんですが、
それいがいに nine では、どのように書いたら入力できるかちゃんと説明
できる という特徴があって、それが とっても気に入ったというのがもうひとつ
の理由。

AI じゃないけど、人の学習能力を当てにできるような仕組みがあるわけで、
使い込んでいくと間違えずに入力できるようになるという 気がしています。

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					鈴木 康司 @NECソリューションズ
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