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Re: 配付ファイルの解凍について



  redbrick@あさひねっとです。
  間違ったことを書いていましたらどんどんご指摘ください>識者の方々

  steinさん、どうもです。

 reply to "Re: 配付ファイルの解凍について" from Koutarou Ishikawa <stein@osk.3web.ne.jp> at 2000/08/21 22:21:48 +0900.
>redbrick said in "Re: 配付ファイルの解凍について" (Mon, 14 Aug 2000 16:45:
>23 +0900):
>>>>> 中略させていただきます <<<<<
> 時間が開きましたが、続報です。

  かなり早い方だと思います(汗)。
  わたしなんて別件の反応がもっと遅くなってしまって
おりますので・・・(汗)。

> まず、以下の方法を採りました。
>
>・先ず『gzip -lv ファイル名.tgz > ファイル名.txt』(1)
>・次に『tar -ztvf ファイル名.tgz >> ファイル名.txt』(2)
>・次に『cpin ファイル名.txt Macボリューム』
>
>(1)から、下表が得られました(単位:バイト)。
>>>>> 中略させていただきます <<<<<
>・テキストエディタ上で正規表現を使って、tab区切りに加工(3)
>・それをスプレッドシート上で加工(4)
>
> で、生成されるディレクトリに注目して、配付ファイルごとにフォルダ容量を加
>算したもの(4)が、上表ratio列の右隣ですが…見事にuncompr.列よりも少ない
>ですねぇ(^^;)。どこかで多分、忘れたんでしょう。

  えーと、ファイルシステム上ではディレクトリ自身も容量を持ちますが、
その分も計算に入れられていますでしょうか?
  tarコマンドの出力上はディレクトリの容量は0になってしまってませんか?
#実際のファイルシステム上はいくらかの容量を持っていると思いますが、
#その値は・・・色々変わるようですので一律の値を当てはめてよい
#わけではなさそうです(汗)。

  ファイルを展開せずに容量を知りたいということでしたので、まだ展開は
されていないと思いますが、もっと小さな、別のアーカイブなどを実際に
展開した後に、その総容量とアーカイブファイルの容量、リストした
ファイルの総計を比較されてみると面白いと思います。
  一般的に(gzipを展開した後の)tarアーカイブは、いくらか冗長部分を
持つので、ファイル容量はアーカイブ前より少し大きくなると思います。

  また、ディレクトリの構造については、リストを参照されるとおわかりに
なると思いますが、pathにかなり重複があったと思います。
  tarアーカイブの展開の際は、重複するディレクトリ構造が完全に同じで
あれば、上書きされてその分の容量は見えなくなるはず。

  特定のディレクトリ以下のファイル及びディレクトリ構造すべての
容量は、"du -s" というコマンドで算出できるはずです。
  ただしセクタ数です。
  kbyteではないです。kbyte表示は"du -sk"だったかな?
#知っていらっしゃらなかったら、"man du" して是非詳細を見てみてください。

> (4)をつらつらっと眺めていたら、以下が分かりました(1024で割算)。
>>> ./usr/X11R6 以下: 26,726,400 ( 26,100.00 KB/ 25.49 MB)…x のbinary(5)
>>> ./xsrc 以下:   176,046,080 (171,920.00 KB/167.89 MB)…xsrc(6)
>>> ./pkgsrc 以下:  48,281,600 ( 47,150.00 KB/ 46.04 MB)…pkgsrc(7)
>>> ./usr/src 以下: 243,210,240 (237,510.00 KB/231.94 MB)…xsrc、pkgsrc以
>>>                              外(8)
>
> 今回、私が建てようとしているのは、ファイルサーバー色が濃いので、(7)(
>8)だけ別パーティション (それぞれ250 MB) に展開するようにしてみます。

  ファイルサーバを主目的としたサーバということですが、sourceのset
(xsrc.tgzおよびsrc.tgz)を展開する理由はなんでしょうか?
  OSもしくはXの再構築を実際に行うか、codeを覗くと言う事でしょうか?
#わたしはいつもどっちもやるので、マシンにインストールする際には
#全てのsourceを展開するのですが・・・(苦笑)。

  OSの再構築をするのであれば、/usr/src以下が250MBでは足りないと
思います。
  sourceからcompileしてバイナリファイル、ライブラリ等を
各ディレクトリ構造内に生成するので、おそらくあと100MBか200MBは
必要です。

  Xの再構築をするのでも、sourceを含めて400-500MBはあった方がいいです。

  kernelの再構築だけであれば数十Mbyteで充分です。syssrc.tgzのみを
展開するだけでこちらはおっけーです。

  また/usr 以下のアプリケーションのコマンド・ライブラリをインストールする
パーティションは容量を大きくとっておいた方がいいです。
#100MBくらいは標準より大きく取っておけばしばらくは持つと思います。
  もちろんシステム標準にないコマンドのsource展開・compileのための容量も
必要です。webサーバや標準コマンドより多機能の互換コマンドなどを利用
されるならそちらのための容量も考慮されてはどうでしょう?
  pkgsrcのシステムを利用されるのであれば、そのsourceファイル格納場所も
結構容量がいるかもしれません。

  わたしのお勧めとしては、OSやXの再構築をしないのであれば、その分の
容量をアプリケーション・データの格納領域と/var以下に持っていく方針・・・
なんてのはどうでしょうか?
#/var以下はアプリケーションの一時ファイル作成領域およびsystemのlogや
#mailなどの格納場所として、まじめにUnixを運用するとなると結構容量が
#必要だと思います。
#まあ、log格納場所やmailの格納場所は別のところにも変更は出来ますけどね(汗)。

  sourceを参照されるだけということであれば、余分に容量を取らなくても
それほど問題はないと思いますが、Unixのファイルシステムはファイル容量
ギリギリまでは使わない仕組みになっていますので、展開する総容量と
パーティションサイズが近いときは気をつけた方がいいです。
#5%から2%くらいは予備として一般ユーザーは使用出来ない設定になって
#いるはずです。
#・・・う、rootで展開すると予備の分も使ってしまうな(汗)。
#・・・・・・危ないかも(汗)。

> ……(5)〜(8)を見てみると、それぞれ250 MBだから、この際、
>入れておこうかな?
> 確か、MacBSDではハードディスクのパーティションは、1つのディスクに
>つき最大で9でしたよね?

  BSDの流儀では8個となっていますが、実際のところ、特殊パーティションが
b(swap),c(BSDパーティション全体),d(ディスク全体)となっていて普通は
使えませんので、使用可能なのは5パーティション(a,e,f,g,h)までです。
#NetBSD/mac68kのmkfsは本来使えないi,j,kなどもパーティション名を
#割り振ってしまい、実際にも使えないようなので注意された方がいいです。

  大きなディスクでいっぱいパーティションを切ってしまうと、すぐ制限数に
達してしまうので、わたしは結構パーティション構成に頭を悩ませることが
多いです(苦笑)。

> 久しぶりに量販店でHDDを見てみると、時代はもう、2〜4GBじゃなくて、15〜30GB
>が普通なんですね。

  ですね。
  でも、68kMacにはちょっと奢りすぎのような気が・・・(汗)。
  68kMacではほとんどの機種がSCSI-1の性能しか出ないはずなので、
速度的にはまったく能力を発揮できませんし(汗)。
#ドライブの能力は転送速度20MB/secを超えようというのに、SCSIチップの
#性能のため、5MB/secで頭打ち。
#世代が古いから仕方ないんですがね・・・。

> しかも価格は、当時私が購入した4GBの外付けHDDと同じ程度。ドライヴ単価も安
>くなったもんです。

  ドライブ単価は安いのですが、U-ATAのHDDが多くてSCSIは弾数が少なく
探すのが難しいのは、数年前とあんまり変わりませんねぇ(汗)。


  話を元に戻しますが、ファイルサーバの構築、頑張ってみてください。
  使い込めばこむほど、Unixってのは味が染み出て美味しく(面白く)なると
思います。

  それでは、失礼します。
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  redbrick@asahi−net.email.or.jp
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