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cross compile document



さかいと申します.

クロスコンパイル環境の構築のために
http://www.jp.netbsd.org/ja/Documentation/cross/
を読んでいたのですが,訳が誤解を招くと思われる(少なくとも,自分は誤解した)
部分があったので,こちらに報告します.
(見当外れな報告だったら,ごめんなさい.忘れてください)

"FAQs and HOWTOs" の "Cross-building NetBSD" (Documentation/cross/ 以下) の,

Getting include files and library files (top) 

    To run a cross build for the userland, you need to get working library and include files for the target system. 

に対する訳が,

インクルードファイルとライブラリーファイルの作成 (top) 

    ユーザーランドでクロス構築を実行するには、 ターゲットシステムで動作するライブラリーおよびインクルードファイルを 手に入れる必要があります。 

というようになっているのですが,これはカーネルではなくユーザーランド
アプリケーション(要するに,/usr/src/usr.bin の下とか)をクロスコンパイル
する際には,ターゲットシステム用のインクルードファイルとライブラリを
準備する必要がある,という意味なので,直訳に近い訳にするなら,

    ユーザーランドをクロス構築するには、 ターゲットシステムで動作するライブラリーおよびインクルードファイルを 手に入れる必要があります。 

か,もしくは意訳するなら,

    クロス環境によってユーザーランドを構築するには、ターゲットシステム用のライブラリーおよびインクルードファイルを作成する必要があります。 

という訳が正しいかと思います.

その他の部分は,問題無いようです.

--
さかい