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Re: htdocs/guide/en



佐藤@東京理科大学です。

Yuji Yamano <yyamano@kt.rim.or.jp> wrote
  in <20030430.001620.89021227.yyamano@kt.rim.or.jp>:

yyamano> >  という形になるかと思います。本家の構成が localization を
yyamano> >  意識した形になっていないので myhtml.dsl に日本語用の調整を
yyamano> >  入れるなど htdocs/guide 以下にもいくつか変更を入れる必要がありますが、
yyamano> >  それほど困難な作業ではないと思います。
yyamano> 
yyamano> 僕、全然わかってないのですが、どのあたりが localization を考慮して
yyamano> ないのでしょうか。NetBSDガイドはいくつかの言語に翻訳されているので、
yyamano> 本家なり、他の言語の翻訳者達が使えるような修正だとうれしいんですけど。

 えーと、わかりやすい例では、たとえば日本語の文書で HTML のヘッダに
 <meta> を入れたい場合、

 (define %html-header-tags% '(("META" ("HTTP-EQUIV" "Content-Type")
                              ("CONTENT" "text/html; charset=EUC-JP"))))

 という DSSSL コードを追加する必要がありますが、
 現状ではすべての言語が dsl/myhtml.dsl を使っているため、
 こういうカスタマイズができません。また、

  <author>
    <firstname>Federico</firstname>
    <surname>Lupi</surname>
  </author>

 のようなエレメントに日本語名が入ると firstname surname の順で
 rendering されるため、語順を変えるための procedure を
 個別に定義する必要があったりします。

 そのほか、HTML 版の上下に表示される navi-link の翻訳や、
 PostScript 版の紙のサイズや余白、細かいレイアウト調整といった
 言語依存の設定は、同じように DSSSL レベルで調整しなければなりません。
 そのため、dsl/myhtml.dsl のような単一の DSSSL stylesheet を
 すべての言語で使うのではなく、ja/dsl/myhtml.dsl -> dsl/myhtml.dsl の
 ように、文書固有のもの、言語固有のもの、共通のもの...といった形で
 複数の stylesheet を include させ、カスタマイズのための
 レイヤを用意して使うのが普通です。

 具体的な変更はちょっと説明しづらいので、patch を
 つくって netbsd-docs に投げてみますね。

 日本語版については、どういう風にすすめるのが適当でしょうか?
 手元では htdocs/guide を cvs import したものをベースに、
 htdocs/guide/ja のディレクトリを切って作業しています。
 手始めに、伊藤さん訳の SGML 化と日本語版 build のための
 調整を入れていくつもりでいますが、
 差分を www-changes-ja に投げるというので OK ですかね?
 
--
| 佐藤 広生@東京理科大学 <hrs@eos.ocn.ne.jp>
|                         <hrs@FreeBSD.org> (FreeBSD Project)