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Re: In Memoriam of Itojun



>> タイトル In Memoriam of Itojun の訳は、「いとぢゅんに捧ぐ」?
> 
> 「いとぢゅん」という表記は本人は好んで使ってましたが、
> 他人が敬称なしで使うのには少し違和感があります。
> 私の感覚では「itojun」ならそのまま違和感なく使えます。

> というわけで「追悼 itojun」はどうですか?

本文中にも呼びすての「いとぢゅん」があったので、
そちらも修正しました。

追悼 itojun

萩野 純一郎(itojun、いとぢゅん)氏は 1999 年 6 月に、
NetBSD プロジェクトに参加しました。
それから 8 年もの間、彼は NetBSD プロジェクトをより良くするために、
たくさんの時間を費やし貢献してくれました。

また、彼は
NetBSD を IPv6 と IPSec のサポートを提供した、
KAME プロジェクトの仕事に加えて、
itojun は NetBSD プロジェクトのコアグループの一員にも参加してくれて、
技術的なデザインを決定するといった
NetBSD の開発の先頭に立ってくれました。
さらに、セキュリティーオフィサーチームの一員としても貢献してくれました。

彼の努力により、NetBSD は製品レベルの
IPv6 ネットワークスタックを持つ最初のオープンソースのオペレーティングシステムになりました。
そして、IPv6 ネットワークスタックが基本システムに組み込まれたのは、
まだ IPv6 が多くの人々に知られるようになる前のことです。

我々の内の彼に直接会うという幸運に恵まれた人は、
彼の物腰や彼と一緒にいることそのものを楽しむことができました。
今後彼と会えないことは誰にとっても残念なこととなるでしょう。

                                        NetBSD プロジェクトを代表して