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NetBSD/hpcarm User How-To page

NetBSD/hpcarmの利用法

NetBSD/hpcarm を始めよう


NetBSD/hpcarm を始めよう

用意するファイル (トップ)

NetBSD/hpcarm を使うためには、少なくとも三つのファイルが必要です。

hpcboot.exe
WindowsCE 環境で動作するブートローダーです。 現在 WinCE2.11 および PocketPC(WinCE 3.xx) の機械をサポートしています。 sys/arch/hpc/stand/binary/ARM/ にあります。 (NetBSD-current のソースに含まれます; NetBSD-current の追跡を見てください。)
netbsd (kernel)

iPAQ: ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD/NetBSD-3.0/hpcarm/binary/kernel/netbsd-IPAQ.gz

Jornada 720: ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD/NetBSD-3.0/hpcarm/binary/kernel/netbsd-JORNADA720.gz

miniroot.fs (vnconfig を使い作成されたファイルシステムイメージ)
もうじき出来るよ。

メモリカードからの起動 (トップ)

多分、今のところ、これが一番簡単な方法です。

何らかのデバイスを、19200bps、パリティー無し、8bit でマシンのシリアルポートにつなぎます。

DOS でフォーマットされたカードを用意し、それに上の三つ (今は二つだけ)のファイルをコピーします。

WinCE マシンにカードを挿し込みます。

確認項目: 既にシリアルケーブルが接続されていますか? シリアルケーブルは、 hpcboot.exe を実行する前に、 WinCE マシンに接続されている *必要があります*。

「Explorer」(「Internet Explorer」ではありません)で、メモリーカードの ディレクトリーに移動し、(メモリーカードの名前は、環境により異なります)、 hpcboot.exe を実行します。 もしくは、もし、その WinCE 製品が可能にできていれば、自動起動できるように設定 できます。

訳者註

日本語版の Windows CE では、"Explorer" は"エクスプローラ"、 "Internet Explorer" は "Internet Explorer" となります。 英語のままか日本語になっているかは、同じバージョンの 日本語 WinCE でも機種に よって違うようです。 また "\Storage Card 1\" は "メモリーカード1"となっているようです。 "メモリカード"の後ろにつく番号は機種/カードの入っているスロットに依存しま す。

hpcboot では、以下の項目を設定します。

「kernel」画面:

  • 1行目: 「netbsd」へのパス名を設定します。 「\Storage Card 1\」と「netbsd」 (引用符は含まれません) 、 あるいは他の適切なパスを指定してください。
  • 2行目: 使ってる機械の型を指定します。 この情報は、画面のサイズ、キーボードの型や、 いろいろなデバイスの設定を決定するのに使われます。
  • 3,4行目: ファイルシステムの型を指定します。 現時点では、 miniroot.fs が無いので、このオプションは意味がありません。
  • 5行目: 「Serial console」だけが、明確に選択したくなるものです。 他の項目は好きなように設定してください。

お祈りします。 一番下の「boot」を押します。 「Last chance: Push OK to boot」(最後の機会です: OK を押すと起動します) というダイアログが出ます。 OK か リターンを押します(もちろん)。 成功すれば、 このようなブートメッセージ が シリアルポートに表示されるはずです。 おめでとうございます!

バイナリーファイルの構築 (トップ)

crosscompiling howto をご覧ください。