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MC-R300 built-in modem



野口@名古屋です.

CFスロットの開口部を削ってMicroDriveを,ということでポスト
した後,実際削る作業をしてみたんですが,ホコリが入るのを
防ぐカバーを外そうとバラしたときに,液晶の部分を壊して
しまいました.
修理に出したら液晶そのものが壊れたそうで修理代が高くなる
とのことだったので,Mobile Gear 2 DoCoMoを入手して,MC-R300は
バラバラに分解しました.

それで本題です.
MC-R300とそれ以降シリーズのどの機種までかはわかりませんが,
内蔵のアナログモデムはてっきりVR41xxのHSPでソフトモデムと
して実現されていると思っていたのですが,そうでもなさそうです.

MC-R300をバラしたところ,基板のPCカードスロットのすぐ下あたりに
  1) Rockwell  RCV336DPFL/SP  (モデム用コアDSP??)
  2) Rockwell  L3903-60       (型番ちょっとあやしい)
  3) AMTEL     AT27C010L      (EPROM or Flash ROM)
ということで,ハードウェアモデムを構成するためのデバイス
らしきものが載っていました.

今さらアナログモデムでは..という気もしますが,上記のような
チップが付いているということは,I/Oの所在さえ分かればcomデバイス
としてアクセスできて内蔵モデムが使えるようになるのでしょうか?
ただ,常時通電しているワケはないと思うので,またGPIOで電源供給
のコントロールがなされている可能性は高いと思いますが.

本当はfor DoCoMoのPDC通信インターフェースの方も調べたいんですが,
また壊すと怖いので止めておきます.


以上,既報でしたらスミマセン.


追記:
チップの型番が不明になっている部分があればリクエスト下さい.
分かる限りで調べます.
GPIOと周辺機能の接続はテスタであたってやろうかと思ってましたが,
信号ピンがCPUの下面に潜っているみたいでダメです.QFPとかじゃない
んですね.

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Hiroshi Noguchi (野口  宏)
E-mail: ngc@ff.iij4u.or.jp
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