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NetBSD/next68k: よくある質問

起動

ハードウェア

その他の情報源


起動

どうすれば ROM モニターやデバッガーに入れますか? (トップ)

COMMAND キーと数字キーパッドの 7 キーの上にある逆引用符 (`) キーを同時に押せばいつでも ROM モニターに入る (或いは、 NetBSD カーネルの動作後はデバッガーに割り込む) ことが出来ます。

プラグを抜く以外の方法でシステムをリセットするにはどうすればいいですか? (トップ)

ハードリセットでリセットできます─これはファイルシステムを sync しません。 左側の COMMAND-ALTERNATE-* の各キーを 同時に押します (* キーは、数字キーパッドの / キーの右にあるものです) 。

どうすればネットワークから起動出来ますか? (トップ)

これについては INSTALL ノートで扱うようになりました。 Diskless NetBSD HOW-TO にも、 NetBSD/next68k のネットブートに特化した節があります。

2 個目のハードドライブや CD-ROM からブートする方法は? (トップ)

ROM モニターの bsd() コマンドは、デフォルトでは一番若い SCSI ID のドライブ (これは通常は ID 0 の内蔵ハードドライブ) からブートします。 別のハードドライブからブートするには、コマンドとして bsd(1,0,0) を使うことができます。 こうすると SCSI ID が二番目に大きいドライブからブートします -- そのドライブの SCSI ID は、必ずしも 1 とはなりません

SCSI ID ブートコマンド
0 bsd()
2 bsd(1,0,0)
6 bsd(2,0,0)

turbo NeXT システムだけは、 CD-ROM から直接ブート可能です。 turbo 以外の機種では、フロッピー、 SCSI ハードドライブまたはネットワーク経由で ブートローダーをロードする必要があります。

ROM モニターに入って、何ができますか? (トップ)

ROM モニターのプロンプトで ? とタイプすると利用可能なコマンドの 一覧が出ます。 p とタイプするとシステムを設定できます。 このほか、 Power キーを押すと、システムの電源が 落とせます。

SCSI ディスクからブートするには bsd() とタイプします。 イーサネット経由でブートするには ben()netbsd とタイプします。

                        NeXT ROM Monitor 2.5 (v66)

CPU MC68040 25 MHz, memory 100 nS
Backplane slot #0
Ethernet address:  0:0:f:0:fb:90
Memory size 40 MB
NeXT>?
NeXT ROM monitor commands:
        p  inspect/modify configuration parameters
        a [n]  open address register
        m  print memory configuration
        d [n]  open data register
        r [regname]  open processor register
        s [systemreg]  open system register
        e [lwb] [alist] [format]  examine memory location addr
        ec  print recorded system error codes
        ej [drive #]  eject optical disk (default = 0)
        eo  (same as above)
        ef [drive #]  eject floppy disk (default = 0)
        c  continue execution at last pc location
        b [device[(ctrl,unit,part)] [filename] [flags]]  boot from device
        S [fcode] open function code (address space)
        R [radix]  set input radix
Notes:
        [lwb] select long/word/byte length (default = long).
        [alist] is starting address or list of addresses to cyclically examine
        Examine command, eith no arguments, uses last [alist]
Copyright (c) 1988-1990 NeXT Inc

NeXT>p
boot command: sd()? en()netbsd
DRAM tests:  yes? yes
perform power-on system test:  yes? yes
        sound out tests:  yes? yes
        SCSI tests:  yes? yes
        loop until keypress:  no?  no
        verbose test mode:  no?  yes
boot extended diagnostics:  no?  no
serial port A is alternate console:  no?  yes
allow any ROM command even if password protected:  no?  no
allow boot from any device even if password protected:  no?  no
allow optical drive #0 eject even if password protected:  yes?  yes
enable parity checking if parity memory is present:  no?  no

ハードウェア

キーボード、マウス、モニターを NeXT ハードウェアに接続する方法は? (トップ)

モノクロのシステム (NeXT Computer、 NeXTcube、 NeXTstation、 NeXTcube Turbo および NeXTstation Turbo) で NeXTdimension ボードが付いていない場合、 19 ピンケーブルでシステムをモノクロ MegaPixel Display に接続します。 このケーブルは、モニターに電源と画像の出力、音声の入出力、 キーボード/マウスコネクターを供給します。 キーボードをモニターへ接続し、マウスをキーボードへ接続します。

カラーのシステム (NeXTstation Color および NeXTstation Color Turbo) では、一風変わった "Y字ケーブル" でシステムをサウンドボックスとモニターに接続します。 このケーブルのモニター側の終端は 13W3 コネクターになっています。モニターは、 マルチシンクモニター (適宜アダプターを利用) か、適切なリフレッシュレートをもつ 固定周波数モニターであれば、どれでも使えます。 NeXTstation Color は 1280x1024 の解像度で 68 Hz のリフレッシュレートを、 NeXTstation Color Turbo は 72 Hz のリフレッシュレートをサポートしています。サウンドボックスは、モノクロ MegaPixel Display への機能追加 (音声の入出力と、キーボード/マウスとの接続) を提供しています。キーボードをサウンドボックスへ接続し、マウスをキーボードへ接続します。

NeXTdimension ボードの付いた cube システムでは、リフレッシュレートは 68 Hz です。 cube で、 NeXTdimension によるディスプレイに加えてモノクロ MegaPixel Display を使う場合は、モニターと NeXTdimension の接続に単一の 13W3 ケーブルを使います。 cube でモノクロ MegaPixel Display を使っていない場合、 "Y字ケーブル" を使って サウンドボックスを NeXTdimension ボードへ接続しなければなりません。

ADB および非 ADB のキーボードとマウスの違い (トップ)

現在のところ、非 ADB のキーボードとマウスしかサポートされていません。

非 ADB キーボードは、 5 ピンのミニ DIN コネクターを使っています。非 ADB キーボードには、 brightness キーと volume キーの間に黒い電源キーがあります。 非 ADB マウスは角ばっています。これら非 ADB 周辺機器は、純正モノクロ MegaPixel Display (N4000 または N4000A) または非 ADB サウンドボックスに接続する形で、 すべての NeXT ハードウェアで利用することができます。 ADB モニターおよびサウンドボックス用の ケーブルは、非 ADB モニターおよびサウンドボックス用としても利用できます。 非 ADB モニター用ケーブル (品番 150 または 1532) およびサウンドボックス用ケーブル (品番 2286) は、非 ADB モニターおよびサウンドボックスでしか利用できません。

ADB ケーブルにはミニDIN 4 ピンのコネクターが付いています。 ADB NeXT キーボードには、 出っ張っていない緑の電源ボタンがあります。ADB NeXT マウスは丸みがかっています。 Apple Macintosh ADB キーボードやマウスも使えるはずです。 ADB 周辺機器は、 ROM バージョン v.74 を持つ NeXT ハードウェア (ほとんどの turbo システムおよび 後期の非 turbo システムの一部) でしかサポートされていません。さらに、新しいほうのモノクロ MegaPixel Display (N4000B) または ADB サウンドボックス (シリアル番号の冒頭が ADD) も必要です。これに加えて、 ADB モニターケーブル (品番 4534 または 4535) または ADB サウンドボックスケーブル (品番 4536) が必要です。

Black Hole, Inc. に、これらの違いを説明した 画像 があります。また、 ChannelU にも、これらのデバイスの画像入りの web ページ があります。

どうすれば私はモニター無しで私の NeXT を走らせられますか? (トップ)

The Peanut's Archive FAQ から抜粋します。また、優れもののスイッチの作り方を説明した 記事 もご覧ください。

行なうべきことは、DB-19 NeXT モニター出力の6番ピンと GND ピンに 470オームの抵抗器を単に接触させます。 (450が本来の抵抗値です。しかし、 470オームの抵抗器の方が一般に見つけ易いです。) 抵抗器の接触は一瞬です。 抵抗器が常に接触した状態にしてはいけません。

ピン6はパワーセンスです。そしてピン13-19(そして DB の外殻)は GND です。 "pin 19" と特定してしまった方が容易かも知れません。 ここに、以下に示す様に、NeXT のユーザーズリファレンスマニュアルの中の DB-19 におけるピン配置図が有ります。

もしあなたが古い型の Cube (シリアル番号が AAK0016370 より前) を持っているなら、それの電源から、030 (及び 040?) ボードが平常使用するより大きな出力を無理やり引き出さなくてはなりません。 それで: DB-19 上の12番ピンと GND との間にパワー抵抗器(20オーム、 少なくとも20ワット以上)を接続します。 (12番ピンは -12V です。 13番ピンは GND として動作します)。 それから、あなたは上述の470オーム抵抗器を正しく "瞬間的接触" させます。 20オームの抵抗器は満足な出力を引き出し続けてくれます。  ─ 触ってはいけません。(*熱いです!* ;-)

電源をオフにするには、マシン上で root で "halt -p" と打ちます。 (ポート A に接続された端末経由、またはイーサネット接続経由のどちらかで)

また、 NeXT キーボードを使って ROM モニターの設定も行う必要があります。重要な設定は、以下に示すものです:

  • Wait until keypress? N
  • Sound out tests? N
  • Port A as alternate Console? Y (if you have one, it's nice)
  • Verbose mode? N (this may need to be N to work)

どの様に私はシリアルコンソールケーブルを作成すれば良いですか? (トップ)

詳しくは、NetBSD シリアルポート入門を参照してください。

モニターケーブルのピン配置はどうなっていますか? (トップ)

NeXT のモニターケーブルはとても妙な DB19 コネクターです。 特別注文のためのショップを除き、このコネクターを見つけることは 出来ないでしょう。マシンの裏側から見たケーブルは次の通りです:

        10                  1
      _________________________
      \  o o o o o o o o o o  /
       \  o o o o o o o o o  /
        ---------------------
        19                11 
  1. +12V
  2. -12V
  3. MON CLK
  4. MON DATA OUT
  5. MON DATA IN
  6. MON PWR SWITCH
  7. NC
  8. VSYNC
  9. HSYNC
  10. VIDEO
  11. +12V
  12. -12V
  13. GND
  14. GND
  15. GND
  16. GND
  17. GND
  18. GND
  19. GND

その他の情報源

peanuts.org NEXTSTEP/OpenStep FAQ (トップ)

(黒いハードウェアについては第 5 節参照)

NeXT ハードウェア FAQ (トップ)

wscons ドキュメンテーション (トップ)

NetBSD のプラットフォーム独立なワークステーションコンソールドライバーについて

Diskless NetBSD HOW-TO (トップ)

NetBSD シリアルポート入門 (トップ)