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2007 年の変更と NetBSD ニュース

2007 年 12 月

2007 年 11 月

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2007 年 12 月

19 Dec 2007 - NetBSD 4.0 がリリースされました (トップ)

NetBSD プロジェクトは、NetBSD オペレーティングシステムのリリース 4.0 の公開をお知らせできることを喜ばしく思います。

NetBSD 4.0 での主な成果には、Xen 仮想マシンモニターのバージョン 3、 Bluetooth、多くの新しいデバイスドライバーや ARM, PowerPC, MIPS CPU にもとづく組み込みプラットフォームへの対応、 iSCSI ターゲット (サーバー) をはじめとする新しいネットワークサービスや CARP (Common Address Redundancy Protocol) の実装などがあります。 また、W^X ポリシーを適用する mprotect(2) による制限、 カーネル認証の枠組、検証つき実行によるファイル健全性サブシステムにより、 システムへのトロイの木馬やウイルスの攻撃が難しくなり、 システムのセキュリティーが大幅に拡張されました。

NetBSD 4.0 は 17 のまったく異なる CPU ファミリーと 17 のマシンアーキテクチャーに、 一つのソースツリーで対応し、54 の異なるシステムアーキテクチャー上で動作しており、 さらに現在も移植作業が進められています。NetBSD 4.0 リリースには、 51 の異なるマシン向けの完全なバイナリーリリースが含まれているほか、 amigappc, bebox, ews4800mips プラットフォーム向けのソース形式のみのリリースが含まれています。 NetBSD 4.0 の完全なソースコードおよびバイナリーは、 世界中の多くのサイトからダウンロード可能です。FTP, AnonCVS, SUP やその他のサービスによるダウンロードサイトの一覧が、このアナウンスの最後にあります。 利用可能なダウンロードサイトの最新の一覧は、 http://www.NetBSD.org/mirrors/ にもあります。

NetBSD 4.0 を、2007 年 10 月に亡くなった萩野 純一郎(itojun、いとぢゅん)氏に捧げます。 itojun は、NetBSD に IPv6 と IPSec のサポートを提供した KAME プロジェクトのメンバーであり、 また、NetBSD プロジェクトのコアチームのメンバーでもあり、 セキュリティーオフィサーチームの一員でもありました。

07 Dec 2007 - NetBSD 4.0 RC5 が利用可能 (トップ)

NetBSD リリースエンジニアリングチームが、 NetBSD 4.0 Release Candidate (リリース候補) 5 の公開を 発表しました。 今回のリリース候補を、最終的な NetBSD 4.0 リリースのための、 最後のリリース候補にしたいと思っています。 システムバイナリーは ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD/NetBSD-4.0_RC5 からダウンロードできます。 インストール CD 用の ISO イメージは ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD/NetBSD-4.0_RC5/iso/ にあります。

3.0 リリースからの変更点の一覧は、 リリースノートにあります。

01 Dec 2007 - 新しい開発者たち (トップ)

NetBSD プロジェクトは以下の新しい開発者達を迎え入れることを喜ばしく思います:

  • David A. Holland (login: dholland), セキュリティー、IPv6 その他雑多な作業をおこなう予定です。
  • Marty Fouts (login: marty), ARM プロセッサーのサポート、NAND その他のフラッシュデバイスの作業をおこなう予定です。
  • Adam Hamsik (login: haad), カーネル (ファイルシステム) の作業をおこなう予定です。
  • Ulrich Habel (login: rhaen), NetBSD パッケージコレクションおよび宣伝の作業をおこなう予定です。


2007 年 11 月

21 Nov 2007 - 新 NetBSD コアチーム発表 (トップ)

NetBSD 理事会のメンバーを代表して、Alistair G. Crooks が、 新しい NetBSD コアチームを 発表しました

13 Nov 2007 - NetBSD 4.0 RC4 が利用可能 (トップ)

NetBSD リリースエンジニアリングチームを代表して、Pavel Cahyna が、 NetBSD 4.0 Release Candidate (リリース候補) 4 の公開を 発表しました。 バイナリーと ISO イメージを、 ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD/NetBSD-4.0_RC4 からダウンロードできます。

3.0 リリースからの変更点の一覧は、 リリースノートにあります。

12 Nov 2007 - Automated Testing Framework を NetBSD-current にインポート (トップ)

Julio M. Merino Vidal が、Google Summer of Code 2007 で取り組んだ Automated Testing Framework (ATF) を NetBSD-current のツリーにインポートしました。 SoC プログラム終了時点ではバージョン 0.1 でしたが、その後、 0.3 リリースまで開発が続き、このバージョンがインポートされました。 このプロジェクトは Martin Husemann が指導しました。

ATF は、テストケースの作成と実行を容易にできるようにする新しい基盤です。 主な目標は、インストールしたシステムが期待どおりに動作することを末端利用者が確認できるツールや、 リグレッションが発生した際に開発者がすみやかに検出する方法を提供することです。 この機能を実際に示すため、regress ソースツリーの一部のサブツリーが新しい枠組みに変換されましたが、 最終的には全サブツリーが変換されるでしょうし、 まだテストが用意されていない機能のためのテストを多数追加することになるでしょう。

詳細は、tech-userlevel メーリングリストでの Julio の発表をご覧ください。

10 Nov 2007 - 移設にともなう ftp.NetBSD.org の停止 (トップ)

FTP のマスターサイトである ftp.NetBSD.org を、 別の場所へ移設しています。これにともない、 UTC で 11 月 10 日 (土曜日) 23:00 (訳註: JST で 11 日 (日曜日) 午前 8:00) から数時間、 このサイトが利用できなくなります。 なお、このサイトの IP アドレスが (以前と同じ) 204.152.190.13 に変わることにもご注意ください。

NetBSD プロジェクトは、ご不便をおかけすることをおわびします。

02 Nov 2007 - 追悼 itojun (トップ)

萩野 純一郎(itojun、いとぢゅん)氏は 1999 年 6 月に、 NetBSD プロジェクトに参加しました。 それから 8 年もの間、彼は NetBSD プロジェクトをより良くするために、 たくさんの時間を費やし貢献してくれました。

また、itojun は NetBSD に IPv6 と IPSec のサポートを提供した、 KAME プロジェクトの仕事に加えて、 NetBSD プロジェクトのコアグループの一員にも参加してくれて、 技術的なデザインを決定するといった NetBSD の開発の先頭に立ってくれました。 さらに、セキュリティーオフィサーチームの一員としても貢献してくれました。

彼の努力により、NetBSD は製品レベルの IPv6 ネットワークスタックを持つ最初のオープンソースのオペレーティングシステムになりました。 そして、IPv6 ネットワークスタックが基本システムに組み込まれたのは、 まだ IPv6 が多くの人々に知られるようになる前のことです。

我々の内の彼に直接会うという幸運に恵まれた人は、 彼の物腰や彼と一緒にいることそのものを楽しむことができました。 今後彼と会えないことは誰にとっても残念なこととなるでしょう。

01 Nov 2007 - 新しい開発者たち (トップ)

NetBSD プロジェクトは以下の新しい開発者達を迎え入れることを喜ばしく思います:

  • Tsuyoshi MOMOSE (login: momose), IPv6の作業をおこなう予定です。
  • Mihai Chelaru (login: kefren), ネットワーキングコード、envsys、NetBSD パッケージコレクションの作業をおこなう予定です。
  • Cliff Neighbors (login: cliff), カーネルの作業をおこなう予定です。


2007 年 10 月

30 Oct 2007 - pkgsrc を対象とした次回 hackathon (トップ)

次回の hackathon が 11 月 3 〜 4 日に計画されており、pkgsrc に焦点を絞ったものになります。 主な目標は、options.mk ファイルをまだ使っていないパッケージが、これを使うようにすることです。 開いている PR の修正もおこなわれます。さらなる情報は、Adam Hoka の発表と、 第 8 回 Hackathon に関する Wiki ページをご覧ください。

19 Oct 2007 - NetBSD 4.0 RC3 が利用可能 (更新 #2) (トップ)

NetBSD リリースエンジニアリングチームを代表して、Pavel Cahyna が、 NetBSD 4.0 Release Candidate (リリース候補) 3 の公開を 発表しました。 バイナリーと ISO イメージを、 ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD/NetBSD-4.0_RC3 からダウンロードできます。

3.0 リリースからの変更点の一覧は、 リリースノートにあります。

更新 #1: インストールセットに加えて、基本的なデスクトップ i386 システムに必須のパッケージを収録した ISO イメージも、 あわせて用意しました。 さらなる情報については、 README ファイル をご覧ください。

更新 #2: James Hartley が、 4.0_RC3/cobalt にもとづく Cobalt Restore CD も作っています

17 Oct 2007 - pkgsrc の 10 年: インタビュー (トップ)

10 年前 - 1997 年 10 月 3 日 - pkgsrc ソフトウェア管理システムが、 Alistair Crooks と Hubert Feyrer によって創造されました。pkgsrc (NetBSD パッケージコレクション) は、 当初は NetBSD 用のパッケージングシステムのことでした。今日では、 pkgsrc はクロスプラットフォームの枠組みとなっており、各種 BSD, Linux, Solaris, Mac OS X, 多くの Unix 系 OS や、 はては Windows でも動いています。

10 周年記念の一環として、 一連のインタビューを掲載します。 pkgsrc と関連システムの開発者と利用者たちが、 パッケージングシステムの歴史、概念、問題や将来の方向性に関する洞察を寄せています。

15 Oct 2007 - pkgsrc-2007Q3 リリース (トップ)

pkgsrc 開発者陣は、前回のリリースより多くのパッケージに対応した、 新しい pkgsrc-2007Q3 枝を発表できることを喜ばしく思います。 多くのパッケージが更新されたほか、pkgsrc の基盤自体の改良がおこなわれ、 プラットフォームおよびコンパイラー対応が改善されています。 今回の枝は、pkgsrc の 10 周年を記念するものです。

さらなる情報については、 リリース声明 をご覧ください。

09 Oct 2007 - NetBSD および Google "Summer of Code" 2007 のまとめ (トップ)

NetBSD は、2005 年の Google Summer of Code 開始以来、このプロジェクトに関わってきました。今年もまた、大勢の学生を、 オープンソースソフトウェアの開発のために私たちのオペレーティングシステムへ招き入れ、 NetBSD 開発者らが示した課題に Google の支援のもと取り組んでもらうという好機に恵まれました。

学生と指導者たちの大きな働きに感謝します。今回のプロジェクトの詳細は、 プレスリリースの全文 をご覧ください。

04 Oct 2007 - NetBSD 4.0 RC2 が利用可能 (トップ)

NetBSD リリースエンジニアリングチームを代表して、Pavel Cahyna が、 NetBSD 4.0 Release Candidate (リリース候補) 2 の公開を 発表しました。 バイナリーと ISO イメージを、 ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD/NetBSD-4.0_RC2 からダウンロードできます。

3.0 リリースからの変更点の一覧は、 リリースノートにあります。

01 Oct 2007 - 新しい開発者たち (トップ)

NetBSD プロジェクトは以下の新しい開発者達を迎え入れることを喜ばしく思います:

  • Blair Sadewitz (login: bjs), NetBSD パッケージコレクション、ドキュメンテーションおよび X11 の作業をおこなう予定です。
  • Brook Milligan (login: brook), NetBSD パッケージコレクションの作業をおこなう予定です。


2007 年 9 月

13 Sep 2007 - 三つの新しいセキュリティー勧告 (トップ)

三つの新しいセキュリティー勧告が発行されています:

これらの勧告に関するさらなる情報は、セキュリティーと NetBSD のページにあります。

04 Sep 2007 - NetBSD 4.0 RC1 が利用可能 (トップ)

Liam J. Foy が NetBSD リリースエンジニアリングチームを代表して、 NetBSD 4.0 の最初のリリース候補をリリースしたことを 発表しました。 ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD-daily/netbsd-4-0-RC1/200709011431Z/ からダウンロードできます。

NetBSD 3.0 から 4.0 のソースの重要な変更点の一覧は、 ここにあります。


2007 年 8 月

14 Aug 2007 - NetBSD 募金キャンペーン 2007 (トップ)

The NetBSD Foundation は、2007 年の募金キャンペーンをお知らせしたいと思います。 今年のこれまでの寄付のおかげで、TNF では、NetBSD の開発に従事する 開発者への資金提供をすることができましたが、 これをさらに延長したいと思っています。 今年中に 50,000 米ドルの寄付を集めたいと考えています。 金額の多寡にかかわらず、あらゆる寄付を歓迎しますし、有効に使われるでしょう。

さらなる情報は、 寄付のページをお読みください


2007 年 7 月

25 Jul 2007 - NetBSD が SMP 開発への専従のため Andrew Doran を雇用 (トップ)

The NetBSD Foundation は、NetBSD の対称型マルチプロセッシング (SMP)の改良に専従させるため、Andrew Doran を雇用したことを発表しました。この業務は、Force10 Networks による寛大な寄附と、The NetBSD Foundation の内部資金により実現しました。

Andrew Doran は、ダブリンに本拠を置く独立系の Unix システムコンサルタントで、 規模対応するシステムの構築に格別の関心を持っています。 彼は 1999 年から NetBSD 開発者になっており、 現在は SMP の実装方式を大域ロックから細粒度ロックに置き換える作業をしています。 Andrew を専従者として雇用することで、この領域の作業を後押しし、 将来のマルチコア CPU への準備ができた SMP の実装という成果がえられるでしょう。

Force10 Networks が NetBSD をどのように使っているか、資金提供期間、 また、その期間を皆さんの寄附により延長する方法について、さらなる情報は、 プレスリリースの全文 をご覧ください。

04 Jul 2007 - pkgsrc-2007Q2 リリース (トップ)

pkgsrc 開発者陣は、前回のリリースより多くのパッケージに対応した、 新しい pkgsrc-2007Q2 リリースを発表できることを喜ばしく思います。 多くのパッケージが更新されたほか、pkgsrc の基盤自体の改良がおこなわれ、 プラットフォームおよびコンパイラー対応が改善されています。

さらなる情報については、 リリース声明 をご覧ください。

01 Jul 2007 - 新しい開発者たち (トップ)

NetBSD プロジェクトは以下の新しい開発者達を迎え入れることを喜ばしく思います:

  • Mark Weinem (login: weinem), web サイト文書の作業をおこなう予定です。


2007 年 6 月

12 Jun 2007 - web サイト刷新 (トップ)

本日、 www.NetBSD.org web サイトの刷新をおこないました。 主な目標は、以下のとおりです。

  1. サイトのナビゲーションを、これまでより簡単なものにすること。
  2. 見た目を、「新しい」ロゴと釣り合ったものにすること。
  3. 常連への配慮もしつつ、 新しい利用者が必要とする基本的な情報を、 簡単に調べられるようにすること。

今回の刷新は Daniel Sieger が、他の開発者や利用者からの各種提案を加味して、 計画・実行したものです。

新しくなった web サイトでお楽しみいただければと思います。 コメントや提案がありましたら、電子メールで まで、お気軽にお知らせください。

01 Jun 2007 - 新しい開発者たち (トップ)

NetBSD プロジェクトは以下の新しい開発者達を迎え入れることを喜ばしく思います:

  • Lubomir Kundrak (login: lkundrak), NetBSD パッケージコレクションの作業をおこなう予定です。


2007 年 5 月

31 May 2007 - 2007Q1 四半期状況報告 (トップ)

Jan Schaumann が、 the NetBSD Foundation の最新の四半期状況報告 (2007 年 1 月から 6 月までを対象) を発表しました。この報告は、http://www.NetBSD.org/foundation/reports/2007Q1.html でオンラインで読むことができます。

01 May 2007 - 新しい開発者たち (トップ)

NetBSD プロジェクトは以下の新しい開発者達を迎え入れることを喜ばしく思います:

  • Tobias Nygren (login: tnn), NetBSD パッケージコレクション、port-sparc64 および port-hp700 の作業をおこなう予定です。
  • Daniel Sieger (login: dsieger), カーネルおよびドキュメンテーションの作業をおこなう予定です。
  • Keiichi SHIMA (login: keiichi), IPv6 の作業をおこなう予定です。


2007 年 4 月

26 Apr 2007 - PowerPC ポートに特化した次回 NetBSD hackathon (トップ)

Tim Rightnour が port-powerpc メーリングリストの記事で、 OEA PowerPC ポートに特化した第 6 回 NetBSD hackathon を 5 月 2 日におこなうことを発表しました。 主な目標は、各ポートの整理 (たとえば、重複したコードの削除) と、 プラットフォーム固有のバグ修正です。

19 Apr 2007 - pkgsrc-2007Q1 が分岐 (トップ)

pkgsrc 開発者陣は、 新しい pkgsrc-2007Q1 枝を発表できることを喜ばしく思います。 この分岐に伴い、 pkgsrc-2006Q4 の保守は終了し、エンジニアリングは pkgsrc-2007Q1枝に移っています。

この新しい枝のソースの tar ファイルは、以下の場所にあります:

anoncvs.NetBSD.org や各ミラーから pkgsrc-2007Q1 タグを使ってチェックアウトすることもできます。

さらなる情報については、 pkgsrc-users メーリングリストの Alistair G. Crooks のメールで、詳細な pkgsrc-2007Q1 の発表をご覧ください。

17 Apr 2007 - Google Summer of Code のプロジェクト採択 (トップ)

今年の Google Summer of Code への NetBSD の参加では、 6 個のプロジェクトで、 学生が NetBSD の指導者の援助を受けて作業することになりました。 採択されたプロジェクトの詳細や、 さらなる情報については、 NetBSD のプレスリリース をご覧ください。

9 Apr 2007 - ドキュメンテーション hackathon - 成果 (トップ)

第 5 回 NetBSD Hackathon が、2007 年 4 月 6 日 (金曜日) から 4 月 8 日 (日曜日) にかけて開催されました。今回は "docathon" と称し、 主に、NetBSD の WWW ページとドキュメンテーションを、 より実情に合ったものに更新することが目的でした。成果の一覧、 結論と今後の方向については、netbsd-docs メーリングリストの Daniel Sieger のメールと、第 5 回 Hackathon の Wiki ページをご覧ください。

5 Apr 2007 - ドキュメンテーションに特化した hackathon を実施 (トップ)

4 月 6 日 (金曜日) から 4 月 8 日 (日曜日) まで、hackathon を実施します。 今回は docathon と称し、ドキュメンテーションに特化したもので、 旧来の .list ファイルの XML への変換や、内容の更新をおこないます。 さらなる情報は、 Daniel Sieger の告知第 5 回 Hackathon の Wiki ページ をご覧ください。


2007 年 3 月

29 Mar 2007 - 新しいセキュリティー勧告 (トップ)

新しいセキュリティー勧告が発行されています:

これらの勧告に関するさらなる情報は、セキュリティーと NetBSD のページにあります。

28 Mar 2007 - Summer of Code: 学生の応募が完了 (トップ)

Google の Summer of Code プログラムに参加して、NetBSD 開発者とともに数多くのわくわくする プロジェクト に取り組むための応募締切が過ぎました。 現在、応募に対する評価がおこなわれています。

今後の数日間、NetBSD プロジェクトの開発者数名が、 応募をレビューしてから、最終的な候補一覧を Google に提出します。 その後、Google が NetBSD の採用プロジェクト枠数を決めます。

応募した学生の方は、指導者候補からのフィードバックや、 明確化の要請があるかもしれないので、 定期的に状況を確認するようにしてください。

応募してくださった皆さんに感謝するとともに、よい結果となることをお祈りします。

15 Mar 2007 - Summer of Code: 学生の応募受付開始 (トップ)

NetBSD プロジェクトは、Google の Summer of Code プログラムの指導組織となりました。今回で連続 3 年目となります。 世界中の学生の皆さんに、ぜひとも NetBSD 関連のプロジェクトに応募していただきたいと思います。

SoC プロジェクトの提案の一覧をご覧になり、 Project Application HowTo をよくお読みください。 質問は、 各プロジェクトごとに指定されたメーリングリストまでお送りください。

13 Mar 2007 - ユーザー空間ファイルシステム: puffs, FUSE に対する refuse など (トップ)

NetBSD はこのたび、ユーザー空間でのファイルシステムの実行に完全に対応しました。 ユーザーランドのプログラムに対してファイルシステムのインターフェースを提供する、 カーネル内の中心的な要素は "puffs" で、 カーネル側におけるファイルの観念である vnode を使ってやりとりします。 "libpuffs" ライブラリーは、 ユーザーランドファイルシステムとカーネルの構成要素との間のインターフェースです。 FUSE インターフェース用にすでに利用可能な膨大なファイルシステムのうち、 puffs による機能を必要としないものを実行しやすくするため、 ネイティブな puffs インターフェースの最上層に互換レイヤーとして FUSE への対応を付け加えるのがよいということになりました。 この互換機能は、FUSE の BSD ライセンスでの再実装である re-fuse を使って実現されています。re-fuse は、 FUSE とソースコード互換となるよう設計されており、 さらなる情報は refuse(3) マニュアルページにあります。

puffs は安定して使えていますが、ライブラリーのプログラミングインターフェースおよび バイナリーインターフェースはまだ変更される可能性が高いため、 puffs および依存する librefuse は、標準状態では構築されません。 -current を追跡している場合は、/etc/mk.conf に "MKPUFFS=yes" を追加すれば、 "make build" で puffs 関連要素 (librefuse, psshfs など) をすべて構築するようにできます。 このほか、puffs を使うには、カーネルオプション "file-system PUFFS" が必要となります。これがない場合は、 puffs を有効化した構築時に組み込まれる puffs.o カーネルモジュールが読み込まれます。

FUSE 互換機能は、pkgsrc を使って追加するようになっており、 必要な基盤のほかにも、多数の FUSE パッケージが、 pkgsrc に新設された "filesystem" カテゴリーに追加されています。 現在利用可能なパッケージには、たとえば以下のようなものがあります。

  • fuse: ユーザー空間ファイルシステム (互換ヘッダー、pkg-config ファイルなど)、Linux 上で pkgsrc を使う場合に必要
  • fuse-archivemount: libarchive 用の FUSE ゲートウェイ
  • fuse-cddfs: オーディオ CD 用の、libparanoia を使った FUSE ファイルシステム
  • fuse-cryptofs: FUSE 暗号化ファイルシステム
  • fuse-curlftpfs: FTP ホストへアクセスする FUSE ファイルシステム
  • fuse-httpfs: FUSE HTTP ファイルシステム
  • fuse-lzofs: 圧縮ファイルへの透過的なアクセスを可能とするファイルシステム
  • fuse-ntfs-3g: NTFS の読み書きに対応したドライバー
  • fuse-unionfs: FUSE にもとづく union ファイルシステム

puffs はもともと、Google Summer of Code 2005 の "userfs" プロジェクトで Antti Kantee が開発したものです。この成果は、Ulla Tuominen Foundation からの資金により仕上げられ、 2006 年 10 月に NetBSD のソースツリーに commit されました。 この作業は、AsiaBSDCon 2007 で、論文 "puffs - Pass-to-Userspace Framework File System" で発表されました。 "refuse" ライブラリーは Alistair Crooks が書いたもので、 2007 年 2 月に NetBSD に commit されました。 これらはすべて、NetBSD 5 以降の NetBSD リリース版で利用可能となります。 FUSE を有効化したパッケージを pkgsrc で使うための作業は、 Juan Romero Pardines が "refuse" ライブラリーのインポートを受けておこないました。

さらなる情報については、 http://www.NetBSD.org/docs/puffs/ にある ユーザー空間のファイルシステムに関する NetBSD の web ページをご覧ください。

11 Mar 2007 - IPv6 Fast Forward (トップ)

IPv6 Fast Forward が NetBSD に統合されました。 これは IPv4 での IPv4 Fast Forward に相当するもので、 フローを使って実装されています。 パケット群のフローはいずれも、ある二つの端点間のコネクションを記述します。 フローは、使われる経路などの詳細をキャッシュしており、 単純なハッシュの手法を使ってアクセスされます。 古いシステムや組み込みシステムには CPU 資源が少ないものがありますが、 この手法により、IPv6 の転送に使われる CPU 資源を大幅に減らすことができます。 また、スループットは、事実上、 バスの帯域とネットワークドライバーの性能にのみ制約されます。

IPv6 Fast Forward を有効にするには、"options GATEWAY" つきでカーネルを構築する必要があります。ip6.maxflows を使って、 フローがキャッシュされる数の上限を設定することができます。この値が 0 の場合は、IPv6 Fast Forwarding は無効となります。これについての詳細は、 options(4) および sysctl(7) マニュアルページをご覧ください。

さらなる情報が、 commit メッセージにあります。

08 Mar 2007 - 三つの新しいセキュリティー勧告 (トップ)

三つの新しいセキュリティー勧告が発行されています:

これらの勧告に関するさらなる情報は、セキュリティーと NetBSD のページにあります。

07 Mar 2007 - Google Summer of Code 2007 参加準備中 (トップ)

NetBSD プロジェクトは、Google Summer of Code 2007 プログラムに指導組織として参加する準備をしています。 できるかぎり大勢の学生を採択して— 採択数は、基本的には応募数次第です —、夏の終わりまでによさげな成果を得たいと考えています。 もちろん、こうして寄与していただいた参加者には、 プロジェクトに本当に夢中になっていただき、 プログラム終了後も NetBSD プロジェクトにとどまっていただきたいのですが。 昨年までに参加した学生のなかには、すでに NetBSD 開発者になっているものもいます。 次はあなたの番かもしれませんよ。

学生の応募は、今月 14 日から 24 日まで、 Google の web アプリケーションで受け付けています。 申し込もうという方は、まず、提案されている SoC プロジェクト一覧をご覧になり、 NetBSD で高い関心が持たれていることがらをご確認ください。 なお、この一覧は常に拡張中ですので、定期的に確認してください。 もちろん、このページに載っていない、個人的なプロジェクトの提案での応募も可能ですが、 そのような場合には、私たちがあなたの指導者を見つける必要があり、 時間内に指導者を見つけられないかもしれないことを、お含みおきください。 最後には、プロジェクト一覧から別の着想を確認してもいいでしょう。 ただし、ここにあるプロジェクトのほとんどは、 Summer of Code の範囲を超えるものや、指導者がいないもの、 あるいはその両方であったりします。

取り組むプロジェクトを決めたら、 Project Application HowTo を読む時間をとってください。提案を記載する上で参考になるでしょう。 応募の際には、できるかぎり詳細に書くようにしてください。 手短に書かれたものは、不完全に見えるため、すぐに捨てられてしまいます (ごくたまに例外はありますが)。 それなりの出来のものを書き上げるには時間がかかるかもしれませんが、 それは有意義な時間となるでしょう。

採択候補の一覧で、 あなたの名前を見られるのを楽しみにしています。

02 Mar 2007 - ウェスタンワシントン大学の日々の構築クラスター (トップ)

米国ワシントン州ベリングハムのウェスタンワシントン大学 コンピューターサイエンス学部が、同学部の i386 マシンのクラスターの一部を使って、 NetBSD の日々のリリースを構築しています。

さらなる情報は、 Phil Nelson の発表の 電子メールをご覧ください。

日々のリリース は、 ftp://ftp.NetBSD.org/pub/NetBSD-daily/ から利用できます。

01 Mar 2007 - 新しい開発者たち (トップ)

NetBSD プロジェクトは以下の新しい開発者達を迎え入れることを喜ばしく思います:

  • Mark Kirby (login: mkirby), web サイト文書の作業をおこなう予定です。
  • Mindaugas Rasiukevicius (login: rmind), カーネルおよびスレッディングの作業をおこなう予定です。


2007 年 2 月

27 Feb 2007 - 夏時間の期間変更: NetBSD にとっての新規性はなし (トップ)

2007 年から、多くの国では夏時間 (Daylight Saving Time, DST) の期間が拡大されました。 たとえば米国では、 2007 年からは、3 月の第 3 日曜日の午前 2:00 から夏時間が始まり、 11 月の第一日曜日に標準時間に戻ります。 この変更は、多くのソフトウェアベンダーの悩みの種となっていますが、 NetBSD には、ここ数年間、適切なタイムゾーンファイルが附属しています。 タイムゾーン、特に、標準時間と夏時間の規定の変更が、 世界各地で年に何度もおこなわれますが、 NetBSD オペレーティングシステムは当然ながら、 可能な限り正確かつ最新のゾーンファイルを提供してきました。

米国の 2005年エネルギー政策法 (Energy Policy Act of 2005) は 2005 年 8 月 8 日に成立しました。 これを受けて更新された tzdata パッケージ (tzdata2005m) は、 2005 年 8 月 29 日に NetBSD のソースツリーにインポートされたのち、netbsd-2 (2005 年 9 月 5 日), netbsd-2-0, netbsd-3 (いずれも2005 年 9 月 6 日) の各枝に pull up されました。このため、NetBSD 2.0.3, 2.1, 3.0, 3.0.1, 3.1 と、 4.x 枝に反映されています。

いいかえれば、上述のシステムのいずれかを使っている場合は、 特段の対処は必要ないということです。お使いのシステムには、更新版のタイムゾーンがすでに用意されており、 今後も正しいローカルタイムを扱い続けるでしょう。

これより古いリリースを使っている場合は、 上述のリリースのいずれかに更新することを、強くおすすめします。 とはいえ、古いリリースを使い続ける必要のある組織もあることでしょう。 そのような場合は、以下のようにして更新することができます。

  # cd src
  # cvs update share/zoneinfo
  # make install

標準状態では、/etc/localtime は /usr/share/zoneinfo 以下にあるタイムゾーンファイルの実体へのシンボリックリンクです。 ただし、お使いのシステムで、 / と /usr が別のパーティションにある場合は、 /usr のマウント前に起動するサービスが正しい時間を得られるように、 ゾーンファイルを /usr/share/zoneinfo から /etc/localtime にコピーする必要があります。

新しいゾーンファイルをインストールして /etc/localtime が適切なファイルを指すようにした後に、 動作中のサービスでローカルタイムに依存しているもの (crond, syslogd など) を、すべて再起動する必要があります。/etc/localtime は、アプリケーションの起動時に一度読まれるだけなので、 ファイルの変更は、アプリケーションを再起動しないと反映されないためです。

リブートは必要ありませんが、リブートすれば、 確実にすべてのサービスを再起動して新しい時間情報を反映させることが、簡単にできます。

12 Feb 2007 - Force10 Networks がソフトウェア規模対応性の実現のために FTOS Operating System で NetBSD を採用 (トップ)

Force10 Networks が、 Force10 Operating System (FTOS) の基盤として、 NetBSD を利用しました。 オープンソースの UNIX 風システムを使うことで、FTOS は、Force10 TeraScale E-Series のスイッチ・ルーターを動かすソフトウェア規模対応性と堅牢性を実現しています。 詳細は、私たちのプレスリリースの 全文をご覧ください。

プレスリリースでは触れられていない技術事項について: 現在、世界最大規模のギガビットイーサネットや 10 ギガビットイーサネットネットワークの多くで、 Force10 Networks 製品が使われています。 Force10 TeraScale E-Seriesのスイッチ・ルーターは、 大きな規模対応性、シャーシ 1 台につき 1260 個のギガビットイーサネットポートまたは 224 個の 10 ギガビットイーサネットポートを提供することにより、 このような大規模ネットワークに対応しています。 これらのマシンには厳しいテストがおこなわれており、 完全な L2 スイッチングおよび L3 ルーティング機能を提供しています。

内部では、PowerPC CPU を装備しており、 また、ルートプロセッサーモジュール (Route Processor Module, RPM) とシステム制御用ラインカードとを接続する各システムにおいては、 専用の 100M イーサネットを使って通信しています。 コントロールプレーンにおいては、 プライマリー RPM には 3 個のアクティブな CPU が、 また、各ラインカードには 1 個の CPU があり、すべてアクティブです。

データ自体の転送はハードウェアでおこないますが、 1.500 VRRP グループ、600 OSPF ネイバー、数千ポートを使った BFD、数千ポートを使った ARP、 数千ポートを使った統計情報収集をおこなう場合には、 管理に余計な負荷がかかります。これらの処理はすべて、 Force10 Operating System (FTOS) が実行します。

04 Feb 2007 - 新しい開発者たち (トップ)

NetBSD プロジェクトは以下の新しい開発者達を迎え入れることを喜ばしく思います:

  • Arnaud Degroote (login: degroote), fast_ipsec, ipv6 mobility およびルーティングコードの作業をおこなう予定です。
  • Nicolas Joly (login: njoly), port-amd64, compat_linux および種々雑多な課題の作業をおこなう予定です。
  • Stephen Borrill (login: sborrill), NetBSD パッケージコレクション、 マルチメディアおよび組み込みシステムへの対応の作業をおこなう予定です。

02 Feb 2007 - pkgsrcCon 2007: 発表募集 (トップ)

第 4 回の年次 pkgsrcCon が、スペイン・バルセロナで 2007 年 4 月 27 日から 29 日まで開催されます。 pkgsrcCon は、NetBSD パッケージコレクションの技術と使用に関する技術会議です。

この会議で pkgsrc に関して講演する開発者や利用者を招請する、発表の募集が 告知されています。 pkgsrcCon 2007 に関するさらなる情報は、 http://www.pkgsrccon.org/2007/ にあります。


2007 年 1 月

23 Jan 2007 - 2006 年第 2 〜第 4 四半期状況報告発表 (トップ)

Jan Schaumann が、 the NetBSD Foundation の最新の四半期状況報告を発表しました。 2006 年の第 2 四半期と第 3 四半期の状況報告が発表されていないため、 今回の報告は単一の文書で 4 月から 12 月までを網羅しています。 この報告は、http://www.NetBSD.org/foundation/reports/2006Q2Q3Q4.html でオンラインで読むことができます。

04 Jan 2007 - pkgsrc-2006Q4 が分岐 (トップ)

pkgsrc 開発者陣は、 新しい pkgsrc-2006Q4 枝を発表できることを喜ばしく思います。 この分岐に伴い、 pkgsrc-2006Q3 の保守は終了し、エンジニアリングは pkgsrc-2006Q4枝に移っています。

この新しい枝のソースの tar ファイルは、以下の場所にあります:

anoncvs.NetBSD.org や各ミラーから pkgsrc-2006Q4 タグを使ってチェックアウトすることもできます。

さらなる情報については、 pkgsrc-users メーリングリストの Alistair G. Crooks のメールで、詳細な pkgsrc-2006Q4 の発表をご覧ください。