[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

Re: Cannot boot on Telios HC-AJ2



At Fri, 26 Jul 2002 07:17:08 +0900,
十河 満 wrote:
> 相性なのか固体差なのか知りませんが、とにかく1GB microdriveでは上手く行かないようです。

1.5.1 で 1GB が普通に使えてると思っていたのですが、そうではないですよね。

> 面白いことに、IBM 1GB microdriveと384MB microdrive両方を挿して、1GB側からブートすると
> 384MB側のシステムが立ち上がります。

WinCE で 1 がどちらで 2 がどちらなのか (刺す順番でも変わる) 、 NetBSD で
wd0 がどちらで wd1 がどちらなのか (wd0 が 1GB であっても認識しない時は
384MB が wd0 になる) 、それぞれ確認してみて下さい。

hpcboot で何番目の drive から kernel を読むか指定できますが、どの drive
がその番号に割当られた物なのかは状況次第です。

NetBSD でどの device を root device にするか指定できますが、どの device
がどの drive なのかも、状況次第で変わります。

ついでに、 hpcboot と kernel はどこにある物を使って起動したとしても、そ
の読み込み元のディスクと NetBSD の root device は、それぞれ独立している
物で関連性はあまりないです。 (人間が、自分が理解しやすいように同じにする
事が多いだけ)

hpcboot 的に FTP や HTTP でカーネルを持ってきて NetBSD を起動しても、も
ちろんディスクを root device として使う事ができます。 (WinCE で使えない
ディスクを使う場合などに有効)

NetBSD 的にディスク上にある kernel を使っていても、 NFS root (diskless)
でシステムを起動する、という事もできます。

> ただ、何故かわかりませんがloginすると1GB側のloginメッセージを表示し、ffsは384MB側が
> マウントされてます??

実際にどのディスクが使われているかをよく確認した上で、 root device にある
/etc/fstab あたりをじっと見ると、どうなっているのか分かるかもしれません。

root device が何かは起動中の kernel message に root on xxx と出ています。
root device は kernel config ファイルで設定できますが、 hpcboot でも設定
できますし、 kernel 起動中に確認してくるようにもできます。

> 1.5.1(TX3922)#38 は384MB microdriveに入れてますが、
> pbsdbootでは 1.5.2は×、1.5.1は○でした。
> hpcbootでは 1.5.2は未だ試してません。 1.5.1は○です。

... ん ?

1.5.1 は 384MB の方に入っていて、 1.6 は 1GB の方に入っていて、その組み
合わせしかないのでしょうか ?

1.6 を 384MB の方に入れると、 1.6 が使えるようにならないでしょうか。そう
すると、文字が見えなかったり時間が設定できなかったりする問題も含めて、す
べて解決しちゃったりしないでしょうか。


ちなみに両方刺して 1GB の方で起動した (= 1.6 の kernel を読み込む) 場合、
1GB の方が認識されなくても、 384MB を root device にして起動してしまうか
もしれません。

その場合、 kernel が 1.6 で userland が 1.5.1 で /etc/motd に 1.6 と書か
れた状態で起動するかもしれません。
(1GB 側 (=1.6) の login メッセージを表示し、 ffs (=root device) は 384MB
 側という状態になる)

--
ふかうみ なおき